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【僕らが愛するニット】05:ネックライン、それは「表情」そのもの。

ニットを選ぶとき、あなたは何を基準にしていますか?

前回の04では、ニットの素材についてお話しました。今回は「ネックライン」の選び方について。

意外にも豊富なネックラインの種類。首元だけなのでちょっとした違いのように思えますが、実はネックラインのちがうニットを着るだけで、服装の「表情」がガラリと変わります。

お話するのは、6つのネックライン

ネックラインの種類はさまざま。今回お話するネックラインは、この6つです。

  • Vネック
  • クルーネック
  • ボートネック
  • タートルネック
  • ハイネック
  • モックネック

1つずつ見ていきましょう。

クールに見せるなら「Vネックライン」

Vネックは、直線的でシャープな印象を与えてくれるので、クールに見せられるのが魅力です。

首元が露出されているので、縦のラインが強調され首を長くみせる良さもあります。

 

いままで避けていた人も安心
Vネック苦手克服テクニック
ビッグシルエットのチルデンニットセーターのコーデ

華奢な人は鎖骨が強調されやすいというのもあって、Vネックを避けてしまいがちな方も多いのではないでしょうか?

まずポイントは、ネックラインのVの角度が浅めな物を選ぶこと。

角度が浅めな物を選ぶことで、首元に露出している骨ばった部分を隠すことができます。

首元が寂しく感じる場合は、シャツやネックレスなどをアクセントとして加えるのがおすすめですよ。

親しみやすい「クルーネックライン」

 
 
 
 
 
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丸く開いた首元が特徴のクルーネック(丸首)は、程よく丸みを帯びた曲線的なラインが、Vネックよりもカジュアルで親しみやすい印象を与えます。

 

いままで避けていた人も安心
クルーネック苦手克服テクニック

まずポイントは、胸元にシャープな印象をプラスすること。

例えばカーディガンやジャケットなどを合わせて胸元に直線的なラインを作ったり、長めのV字型になるネックレスを合わせてシャープさを加えるようにすると良いですよ。

落ち着きを出すなら「ボートネックライン」

 
 
 
 
 
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ボートネックは、やや横に広く浅いネックラインをしており、鎖骨部分をキレイに見せてくれるのが魅力。

そのため、落ち着きのある印象と品の良さを演出してくれます。

 

いままで避けていた人も安心
ボートネック苦手克服テクニック

鎖骨が見えるボートネックラインを着るには、下にシャツやロンTを重ねて首元の露出を程よく抑えるようにするのがおすすめです。

コーディネートのアクセントにもなり、人の目線もシャツ等の襟元に向くので心配なく着ることができます。

大人に魅せる「タートルネックライン」

ネックラインが大きく立ち上がって折り返しになっているのが特徴のタートルネック。肌の露出が減ることにより大人っぽさを演出してくれます。

 

いままで避けていた人も安心
タートルネック苦手克服テクニック
リブ素材

ポイントは、自分のコンプレックスを少しでもカバーできるものを選ぶこと。

例えば首の短さを気にしている人は、ボリュームの少ないタートルネックを選んだり、折り返しの回数を増やしたりするのがおすすめです。

またぽっちゃり体型の人は、着やせして見えるため縦のラインを強調できるリブ編みのものを選ぶのがおすすめですよ。

品格漂う「ハイネックライン」

 
 
 
 
 
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首に沿って立ち上がったネックラインが特徴のハイネック。タートルネックよりもキレイめ感が強いので上品で大人な印象を演出してくれます。

またニットと言えばクルーネックが多いので、ハイネックを使うことで周りと差別化することができるという魅力もあります。

 

いままで避けていた人も安心
ハイネック苦手克服テクニック

まずポイントは、縦のラインを強調させること。

例えば首の短さを気にしている人は、ハイネックの上にアウターを重ね着して縦のラインを作る方法があります。

また上半身にボリュームがある人は、ハイネックでもリブ編みを選んだりするとオシャレに着こなせますよ。

使いやすい「モックネックライン」

首周りが立ち上がっているのが特徴のモックネック。見せ掛けのタートルネックという意味があり物によってはハイネックと変わりがない場合があります。

肌の露出が抑えられるのでクルーネックほどカジュアルになり過ぎず、ハイネックほどキレイめになり過ぎないのでどんな服装にも合わせやすいのが魅力です。

 

いままで避けていた人も安心
モックネック苦手克服テクニック
 
 
 
 
 
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ポイントは、編み目や選ぶ色を意識すること。

例えば上半身にボリュームがある人は、リブ編みのニットやアウターを羽織り縦のラインを強調し細く見せたり、収縮色である濃い色味のニットを選んでシルエットを引き締めるとスタイルをよく見せることができます。

 

ネックライン1つで、コーディネートの印象がずんぶんと変わりますよね。

選ぶ際はどんな服装がしたいのかを考えると良いかもしれません。

06ではニットの着こなし方についてお話していきます。

【僕らが愛するニット】06:着こなし次第で、オシャレになれる

2019.09.22

(つづく)

▼【僕らが愛するニット】の関連ブログ一覧

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