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ニットを選ぶとき、あなたは何を基準にしていますか?
季節やなりたいイメージに合わせた編み目の選び方についてお話した03に続いて、今回は「素材」について。
季節ごとにピッタリの素材を選ぶことで、快適に過ごすことができますよ。
天然繊維は綿、麻、絹、羊毛のような自然から作り出される繊維のこと。
「動物繊維」と「植物繊維」の2種類に分けられます。
動物繊維とは、羊や蚕などの動物から取れる繊維のこと。
弾力性の高さと肌触りの良さ、防寒性の高さが魅力で、ややお値段は高めに設定されています。
欠点として動物繊維は虫に食われやすいので、保管の際は注意が必要です。
ウールは羊から刈り取った毛のこと。
メリット
デメリット
カシミヤは、カシミヤ山羊の毛のこと。
この投稿をInstagramで見る Hiroki Nishidaさん(@nisshih)がシェアした投稿 – 2019年 5月月10日午前6時22分PDT
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モヘヤはアンゴラ山羊の毛のこと。
アンゴラとは、アンゴラ兎の毛のこと。
この投稿をInstagramで見る shincoさん(@shincompleat)がシェアした投稿 – 2019年 9月月14日午後7時53分PDT
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この投稿をInstagramで見る 花嫁さまのかわいい · おしゃれのお手伝い🖤さん(@moani.special_life)がシェアした投稿 – 2018年11月月1日午前7時40分PDT
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植物繊維とは、植物から得られる素材のこと。丈夫で洗濯をしてもヨレにくく、通気性が良いのが魅力です。
コットンとは、綿花から作られた繊維のこと。
リネンとは、原草や茎から採取した繊維のこと。
化学繊維は、人口的に作られた繊維のこと。天然素材を比べて値段が安いのに、あまり差がないのが特徴です。
またニットに使われる化学繊維は、「合成繊維」と「再生繊維」の2種類に大きく分けられます。
合成繊維は石油が主で、私たちが着ているお洋服のほとんどに使われています。基本的にシワになりにくく、丈夫なので型崩れしにくいという特徴があります。
ポリエステルとは、石油を原料として作られた繊維のこと。とてもポピュラーな繊維で、衣料品の他にもペットボトルなど広い分野で使用されています。
この投稿をInstagramで見る pritさん(@prit_shop)がシェアした投稿 – 2019年 9月月9日午後7時01分PDT
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アクリルとは人工的に柔らかさを持たせた合成繊維のこと。ウールの代替品として使用されることが多い繊維です。
この投稿をInstagramで見る shuntaro matsuiさん(@shuntaro.mill)がシェアした投稿 – 2019年 3月月7日午後7時32分PST
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ナイロンとは、ポリアミド系合成繊維のこと。化学繊維の中で最も歴史のある繊維で、ウールやカシミヤなどの高級天然繊維と混ぜて使われることが多いのが特徴です。
再生繊維は、木材や綿花と溶かして繊維状に再生して作られた繊維のこと。ペットボトルが原材料になることもあり、自然環境に優しい繊維なのが特徴です。
レーヨンとは、木材パルプを主原料とした再生繊維のこと。シルクに似た手触りと光沢感があるのが特徴です。
キュプラとは、コットンリンター(綿花を採った後に残る短い繊維)が主原料の再生繊維のこと。
この投稿をInstagramで見る Factelier(ファクトリエ)さん(@factelier)がシェアした投稿 – 2017年 7月月28日午前4時13分PDT
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繊維によってメリット・デメリットがありますが、なるべくデメリットを無くそうと作られたのが混紡繊維です。
2種類以上の繊維を混ぜて糸を紡ぐこと。それぞれのメリットを上手く組み合わせることで、デメリットを補うことができます。
軽くて保温性のあるアクリルと、伸縮性や弾力性があるウールを混ぜた繊維。
綿に近く滑らかなポリエステルと、強度があるナイロンを混ぜた繊維。
柔らかく毛触りが良いカシミヤと、伸縮性や弾力性があるウールを混ぜた繊維。
繊維の特徴によって、メリットとデメリットがあります。選ぶときは、まず何を1番重要視するのかを決めてから、探すと良いのではないでしょうか。
05ではニットのネックラインの選び方についてお話していきます。
【僕らが愛するニット】05:ネックライン、それは「表情」そのもの。
(つづく)
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【僕らが愛するニット】02:印象がガラッと変わる、色の選び方
【僕らが愛するニット】03:"編み目えらび" で変える、自分イメージ