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寒くなってくる秋や冬に持っておきたいインナーダウン。1つ持っておけば寒さ対策に大活躍します。
今回は2020-21年秋冬におすすめのブランドや、スタイリストが選んだコーディネートをご紹介します。
素材はダウンではなく、中綿を使用しております。
説明がわかりづらくなるため、以下「インナーダウン」と記載しています。
【目次】
インナーダウンとは、コートなどのアウターのインナーとして使えるように、薄手の設計になっているダウンのことです。
ビジネスシーンやアウトドア、普段着・部屋着など幅広いシーンで活躍し、インナーとして使うだけでなく、薄手のアウターとしても使えるのが魅力です。
インナーダウンは、アパレルブランドだけでなくアウトドアブランドでも展開されています。ダウンのボリュームにより丸みのあるデザインとなるため、カジュアルな印象になります。
ただしコートのインナーに使うことでビジネスシーンとしても使えるので、合わせるアイテム次第では大人っぽい印象にもなります。
「インナーダウンって合わせるのが難しい」と思う方もいるかもしれませんが、コーディネート次第でインナーダウンはオシャレに使えます。
ここではスタイリストが選んだインナーダウンのおすすめコーディネートをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
下記の商品を使用しています。
商品名:リキッドサーモカーディガン
中綿素材を使用し、軽くて暖かく、重ね着しやすいようにストレッチ性も考慮したアイテム。
防風・撥水加工を施している為、幅広いシーンで使えるのが魅力です。
モノトーンをベースとしたスッキリとしたコーディネート。
テラコッタのニットはコーディネートのアクセントにもなりつつ、暖かい雰囲気を演出できます
大人っぽさがありますが、やや暗めな色合わせなので、白シャツをレイヤード(重ね着)して軽さを出すことがポイントです。
冬の定番アイテムと言っても過言ではない「チェスターコート」。既に持っているという方もいると思います。
チェスターコートとインナーダウンの相性はよく、ちょっと寒いかなと感じる時でも中に着こめば暖かく過ごせます。
今季トレンドのアウトドアスタイルを、マウンテンパーカーで取り入れたコーディネート。
インナーにはカーキカラーを選ぶことで、よりアウトドア感をプラスしています。
カジュアルな組み合わせですが、ブラックを主体とすることでクールでカッコイイコーディネートに仕上がりますよ。
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ベージュのステンカラーコートと、黒スキニーを合わせたYラインシルエットのコーディネート。
Yラインシルエットは大人びた印象を与え、どことなく余裕を感じさせる魅力的な男性を演出できます。
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ワイドパンツを合わせて、ゆったりシルエットに仕上げたコーディネート。
全体的に丸みをおびたフォルムがかわいらしさもあり、今季トレンドのビッグシルエットをとらえています。
白シャツと組み合わせるとビジネスライクな印象になりますが、デニムを合わせることで普段着で使えるコーディネートになります。
デニムの色はワンウォッシュのような落ち着いた色味を選ぶことで、大人っぽい仕上がりにすることができます。
インナーダウンの着こなしで悩みがちなのが、アウターとの相性。まずは難しく考えずにインナーとアウターの色を同系色にすれば、まとまりのあるコーディネートに仕上がります。
カジュアル感強めなマウンテンパーカーを使っていますが、落ち着いた色味のネイビーを使うことで、品のあるコーディネートになっています。
ネイビーのチェスターコートを合わせたビジネスシーンでも使えるコーディネート。黒よりのネイビーを選択することでインナーと統一感を出しつつ、重たすぎない印象に仕上げることができます。
黒やネイビーは大人っぽい印象がでますが、カーキは程よくカジュアル感がプラスされ、遊び心のあるコーディネートにすることができます。
カジュアルすぎないように、テーパードパンツのような大人っぽさのでるアイテムで、コーディネートを引き締めることがポイントです。
ブルーのバンドカラーシャツとカーキパンツを合わせたコーディネート。カジュアルアイテムで統一した、ラフスタイルで休日にピッタリのコーディネートです。
自然を連想させるアースカラーコーデ。ワイドパンツを合わせてゆったり着こなすことで、今っぽいコーディネートに仕上がります。
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黒と白のみで作ったモノトーンコーデ。シンプルにまとめたコーディネートは洗練された印象が生まれ、品があり大人っぽい仕上がりにすることができます。
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ワイドパンツを合わせて、ゆったりとしたシルエットに仕上げたコーディネート。ビッグシルエット系の着こなしは今季のトレンドで、今っぽい着こなしをしたい方におすすめです。
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インナーダウンは部屋着のオシャレにも使えるのが嬉しいところ。ジョガーパンツとTシャツのラフスタイルにも、サッと羽織れば部屋着感を抑えてくれます。
おうち時間やお家デートなど、家で過ごすときにおすすめのコーディネートです。そのまま近所を散歩するのにもちょうどいいですね。
インナーダウン購入する時に、どれを選べばいいのか迷う方もいると思います。
そこでここでは、インナーダウンを購入する前に知っておきたい選び方をご紹介します。
インナーダウンを選ぶ際に、あらかじめ見ておきたいポイントはコチラ▼
細やかなところを見るとまだありますが、簡単に上の5つをチェックしておきましょう。
アウターとしても使えるインナーダウンは、撥水性に優れているものを選ぶことで急な雨にもある程度対応できます。
濡れると羽毛も濡れ、保温性が落ちるだけでなく羽毛自体が傷み機能性が落ちます。そのため撥水性のある生地かどうかを確認しておくことが大切です。
フィルパワー(FP)とは、羽毛のかさ高性(体積)を表している単位のことで、ダウンの品質を図る数値として使われます。数値が高ければ高いほど、保温性に優れていることになります。
ブランドや商品によっては記載されていない場合もありますが、ダウンは700フィルパワー以上だと高品質とされています。保温性が高いものが欲しいと考えている方は要チェックです。
インナーとして重ね着に使う場合は、ストレッチ性があるものがおすすめ。伸びがすくないものだと重ね着した際動きにくさを感じることがあります。
またアウターとして使う場合でも、伸縮性があるとアウトドアなどでも使いやすいので、ぜひチェックしておくことがおすすめです。
インナーダウンとして使われる素材としては、大きく分けてダウンと中綿があります。
ダウンは中綿に比べて軽さや保温性が優れていますが、水に弱いのが特徴です。そして中綿系のアイテムと比べて価格が高い傾向にあります。
中綿はダウンと比べると比較的軽さは劣りますが、それでも十分軽く、水にも強いのが特徴です。そして比較的安価に手に入れやすいのが魅力です。
そのため気軽に毎日使えるインナーダウンが欲しいなと考えている方は、中綿のものを選ぶことをおすすめします。
着こなしとしてはインナーダウンと同様になるので、素材にこだわりがなければここは無視してもいい部分でもあります。
インナーダウンは基本的には軽めのものが多いです。
サイズ感によっても違いはありますが、ライターが9ブランドをチェックしたところ9ブランド全て300g以下でした。中には150g以下のブランドもあるので、軽さで選ぶ場合はぜひチェックしてみてましょう。
また軽量さだけでなく、バッグやスーツケースなどに入れる場合に、「コンパクト」にできるものを選ぶのも1つですね。
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選び方が分かったところで、インナーダウンを取り扱うおすすめブランドをご紹介します。
ここではアウトドアブランドに詳しいオータケがご紹介していきます!
※個人の感想が含まれていますので参考までにご覧ください。
布団の製造が盛んだった地域で生まれた日本ブランド「ナンガ」(設立当初は横田縫製)。1988年そこからNANGAの原点になる寝袋が生まれ、2002年にダウンジャケットが販売されました。
こだわりのある羽毛が特徴でインナーダウンにも使用されています。取り扱うインナーダウンは、アウトドアとしての使用はもちろん、タウンユースとして様々なシーンで使うことができます。
「ダウンといったらナンガ、ナンガといったらダウン」といっても過言ではないほどなので、購入する前にぜひともチェックしておきたいブランドの1つです。
1975年に日本で創業したアウトドアブランド「モンベル」。機能美と軽量&迅速をコンセプトに商品開発を行っています。
そのコンセプトに沿った軽量かつ機能的なインナーダウンの取り扱いがあります。登山などのアウトドア向けに作られているので動きやすさが魅力です。
ベストタイプ、半袖タイプ、ジャケットタイプと品ぞろえがあり、用途に応じて選ぶことができます。
1931年にフランス郊外ソロンで創業した老舗ワークウエアブランドのダントン。
胸元につく赤のダイヤモンドマークが特徴的です。公式ショップは東京と兵庫にあり、公式以外にも取り扱う店舗や通販サイトがあります。
ジャケットタイプとベストタイプ両方揃えており、カラーもブラック、ネイビー、グリーン、ベージュ、カーキなど選択肢が多いのが魅力です。
海外にも進出している日本のアパレルブランドUNIQLO。取り扱うインナーダウンは至ってシンプルでコーディネートに取り入れやすいのが魅力です。
今回紹介しているブランドの中では、比較的安価に購入できるのもおすすめのポイントです。
創業してから50年以上の歴史があるカリフォルニア発祥のザノースフェイス。
派手なデザインのものから、シンプルなデザインのものまで幅広く取り扱われています。登山向け用に作られているものも多く、アウトドア感を感じさせてくれます。
撥水加工や静電気の発生を抑える静電ケア設計(一部商品)も魅力的なポイントですね。
キャンプ・登山・アパレルを中心としたアウトドア日本ブランドのスノーピーク。
キャンプ用品を取り扱うショップに行くと、必ずと言っていいほど置いてあるほど有名です。
アウトドアだけでなく、タウンユースとしても使えるフレキシブルなデザインが特徴です。
コーディネート紹介でも使用したDcollectionのリキッドサーモカーディガン。中綿を使用しているのでインナー”ダウン”とは違ってきますが、インナーダウンのデザインを採用。
カジュアルすぎずビジネス感も出すぎないデザインが特徴で、アウトドア・ビジネスシーンのどちらでも使うことができ、アウターの中でも着回し力が高いのが魅力です。
目には見えませんが、中綿を重ねて縫うことで保温性を高めています。またインナーとして使っても動きやすいように、伸縮性のある生地を採用しているのがこだわりポイントの1つです。
生地には撥水加工を施してあるので、中綿への侵入を防ぐ効果があります。(※完全防水ではないのでご注意ください。)
シンプルなデザインなので他のアイテムとも合わせやすく、コーディネート選びを楽に、さらに楽しくしてくれるはずです。
インナーダウンとは違いますが、Dcollectionのリキッドサーモカーディガンをぜひお試しください。
※ ※ ※
インナーダウンといっても様々なデザインがあったり、似たようなものがあったりと、購入する時に悩むこともあると思います。
そんな時はアウトドアブランドを探してみたり、自分がいいなと思ったものを直感で選んだりすることをおすすめします。
このブログが少しでも参考になれば嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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