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【僕らが愛するニット】03:”編み目えらび” で変える、自分イメージ

ニットを選ぶとき、あなたは何を基準にしていますか?

前回の02では、ニットの色の選び方についてお話していきました。今回は「編み目」の選び方について。

編み目だけでも様々な種類があるニットの、印象や季節によっての選び方についてお話していきます。

基本は3種類

ニットの編み目はハイゲージ・ミドルゲージ・ローゲージの3種類に大きく分けることができ、ロー>ミドル>ハイの順で編み目が細かくなります。

ゲージとは?

ゲージ=編機についている針の密度。1インチ(2.54cm)間にどれだけの本数の針があるかを示しています。糸が細いほど、その間隔が狭まり細かい編み目の仕上がりになります。

  • ハイゲージ・・・12ゲージ以上
  • ミドルゲージ・・・7、8、10ゲージ
  • ローゲージ・・・1.5、3、5ゲージ

※数値が高いほど、密度が細かくなります。

ハイゲージの魅力は「上品さ」にあり

ハイゲージニット

ニットが細かく密に編み込まれたハイゲージ。ニット特有の凹凸感がなく、スッキリとシンプルなデザインのため、いつものボトムと合わせるだけでオシャレなコーデができます。

またビジネスシーンでスーツのインナーとしても使われることも多いので、キレイめでモードな雰囲気にも。

基本的に薄手の物が多いため防寒性は低く、夏や春に活躍してくれます。

ローゲージで男の「余裕」を感じる

 
 
 
 
 
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ニットの編み目がザックリとしていて、分厚い生地感のローゲージ。

ニット特有の凹凸感が魅力で、ナチュラルな雰囲気のケーブル模様など、ハイゲージやミドルゲージにはないオシャレさがあります。

また生地に厚みがある分、防寒性も高く厳しい寒さを感じる冬に大活躍してくれます。

ミドルゲージは無難な分、使いやすい

ハイゲージとローゲージの中間であるミドルゲージ。キレイめにも、カジュアルにも気軽に合わせることができるため、とても使いやすい編み目です。

また生地感も程良い厚みなので、秋から春にかけて長いシーズン着ることができるのが魅力です。

他にも知っておきたいニットの編み目

ケーブル編み

 
 
 
 
 
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太めに編まれた縄の模様が特徴の編み目。模様が特徴的なのと、暖かそうな印象が厳しい寒さを感じる冬にピッタリ。

生地に厚みがあり、1枚で着てもサマに見せることができます。

リブ

 
 
 
 
 
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近年注目を集めているリブ。ストライプのように筋があり、横に伸縮できるようになっている編み目です。

太さの幅は様々で、ナチュラルな太リブから上品な印象の細リブがあります。

またストライプ同様、縦のラインを強調することができるため、スタイルを良く見せることができるのも嬉しいところ。

ミラノリブ

ニットの中でもハリがあり、形をしっかりと作ってくれるミラノリブ。程よく伸縮性があり、上品な生地感が魅力です。

またストンと落ちる生地感が、より品の良さを感じさせ、キレイめな印象を与えてくれます。

ワッフル

 
 
 
 
 
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生地の表面に格子状の凸凹とした編地があるワッフル。保温性も高く、生地に奥行き感があるため上品なイメージに仕上がります。

キレイめなスタイリングに合わせると程良くカジュアル感がプラスでき、逆にカジュアルなスタイリングに合わせると、大人っぽさを演出できます。

 

ニットの編み目だけでも、コーデのイメージがガラッと変わりますよね。

選ぶ際はいつ着用するものが欲しいのか、どんなイメージの着こなしがしたいのかを考えると良いかもしれません。

04ではニットの素材の選び方についてお話していきます。

【僕らが愛するニット】04:ウールやカシミヤ・・・あなたはどれを選ぶ?

2019.09.20

(つづく)

 

▼【僕らが愛するニット】の関連ブログ一覧

【僕らが愛するニット】01:セーターとの違いって知ってる?

2019.09.17

【僕らが愛するニット】02:印象がガラッと変わる、色の選び方

2019.09.18