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雑誌などで「トラッド」という言葉を聞いたことがありませんか?
なんとなくイメージはできても、意味までは分からないという方もいるでしょう。
トラッドと一口に言っても、王道とされるスタイルと、ややカジュアルなスタイルの2種類があります。
そこで今回は、トラッドの概要や種類、コーデのポイントやおすすめのアイテムなどをご紹介します。
目次
トラッドとはトラディショナルの略称で、伝統的な服装のことです。
その歴史をたどると、英国紳士のスタイルが基になっているといわれています。
トラッドスタイルのポイントは、スリーピースを身に付けたり、チェック柄を取り入れたりすること。
ちなみにスリーピースとは、ジャケットとベスト、パンツの組み合わせのことです。
同じ生地が使用されており、3つそろえて着ることで格式高い雰囲気になります。
そんなトラッドスタイルは、大きく2種類に分類できます。
1つ目は、ブリティッシュトラッドです。
主役となるのは、スーツやツイードジャケットといったアイテムで、トラッドスタイルの王道だといえます。
きちんと感のある着こなしで、カジュアルな印象はありません。
スタイリッシュでカッコいい着こなしが叶うでしょう。
2つ目は、アメリカントラッドです。
イギリスからアメリカに広まり、独自のアレンジが加わったスタイル。
ややリラックス感のあるシルエットのアイテムを、着崩して身に付けることを特徴としています。
そのため、ブリティッシュトラッドよりもカジュアルに見えます。
ゆとりのあるアイテムを身に付けるため、ピチピチにならず楽に過ごせます。
トラッドスタイルに挑戦する前に、コーデのポイントを抑えておきましょう。
以下の2つのポイントを意識することで、今の時代に合ったトラッドスタイルができあがります。
それほど難しくはないため、ぜひ挑戦してください。
トラッドスタイルを作る上で欠かせないといっても過言ではないのが、チェック柄です。
コーデのワンポイントとして取り入れるだけで、トラッドスタイルに一歩近づきます。
チェック柄のジャケットやパンツなどを選んで、アクセントをつけましょう。
トラッドスタイルは、伝統的で格式高い印象があります。
全身にキレイめアイテムを取り入れるのも素敵ですが、堅い雰囲気になって普段着には向かないかもしれません。
そのため、引き算を意識することをおすすめします。
たとえば、きちんと感のあるトップスをラフなトップスに変えるだけで、ほどよくカジュアルダウンできます。
全身鏡で全体のバランスを確認しながら、コーデを組んでみてくださいね。
トラッドスタイルに初めてチャレンジする方は、手持ちのアイテムをトラッド感のあるものに変えることから始めましょう。
具体的には、ジャケットと白シャツ、レザーシューズから取り入れるのがおすすめです。
どれもベーシックなアイテムなので、コーデを考えるのもそれほど難しくありません。
▲画像のアイテムの詳細をみる
まずは、コーデを引き締めてくれるジャケットを手に入れましょう。
普段のコーデにジャケットを羽織るだけでも、トラッドスタイルに近づきます。
フォーマルなシーンでも使えるため、1枚持っておいて損はないでしょう。
1枚できちんと感を出してくれる白シャツは、トラッドスタイルにおいて重要です。
シンプルでベーシックなアイテムだからこそ、素材やシルエットにはこだわることをおすすめします。
少しカジュアルダウンしたい場合は、ゆとりのあるシルエットのものを選びましょう。
伝統的なトラッドスタイルでは、足元まで意識するのがポイント。
ジャケットや白シャツに合わせやすいのは、高級感のあるレザーシューズです。
できれば天然素材のものを選んで、長く愛用しながら革を育てましょう。
ここからは、オシャレなトラッドスタイルのコーデを3つご紹介します。
どのコーデも、キレイめでありながら堅すぎない雰囲気のため、幅広い年代の方が真似しやすくおすすめです。
好みの雰囲気のコーデを見つけてください。
モカカラーのセットアップに、同系色のインナーを合わせたワントーンコーデです。
ベージュ系カラーで統一しているため、柔らかい印象を与えます。
白シャツに黒スキニーを合わせた、シンプルなコーデです。
ベーシックなアイテム同士の組み合わせのため、トラッドスタイルが初めての方にもおすすめです。
黒シャツがスタイリッシュな雰囲気を演出するコーデです。
シューズにも黒色を取り入れることで、大人なスタイルにまとまっています。
トラッドスタイルは、幅広い年代の方が挑戦しやすいスタイルです。
基本的にはキレイめアイテムを使っているため、身につけるシーンを選びません。
買い物やデート、レストランでの食事など、さまざまな場所に着ていけます。
トラッドスタイルにチャレンジしてみたい方は、まずジャケットやシャツといったアイテムから取り入れましょう。
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