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有名ブランドやオシャレ雑誌のモデルの多くは、細身で高身長。
カッコいい服やアイテムをいざ見つけても、本当にこの服が合うのか、ダサくなってしまわないか、などの悩みを抱えた低身長の人も多いでしょう。
たしかに、有名ブランドや雑誌に掲載されているモデルを見ても、自分とは現実離れしている人も多く、参考にしづらいと思ってしまいますね。
しかし、低身長の人も全体のバランスさえ気を付ければ、スタイリッシュなコーデを実現できるのです。
そのためには、サイズ感のあったアイテム選びはもちろん、自分の体型をよく知ることがなによりも重要だったりします。
そこで今回は、低身長の人でもオシャレに見えるポイントや、アイテム選びのコツなどを、2021年夏おすすめメンズコーデとあわせてご紹介します。
目次
低身長さんが、オシャレなスタイリングを実現させるためのポイントは、4つの「工夫」にあります。
そのポイントというのが、
といった点です。
実は数々の有名モデルにとって、身長が高いから必ずしも服が似合う、というわけではありません。
身長に対して身につけているアイテムのサイズ感や丈など、バランスがしっかりとれているため、スタイリッシュでオシャレな印象を見る人に与えているのです。
低身長であっても、こういった点を意識したアイテム選びをすれば、スタイリッシュな印象を与えることも可能に。
自分の理想のコーデに近づけるかもしれませんね。
前述で、ダサく見せないポイントを紹介しましたが、NGポイントというのは簡単に述べると、その逆ということです。
分かりやすくNGポイントをまとめると、
という点が、注意すべきポイントです。
「実際の身長よりもさらに低く見られてしまうコーデ」は避けたいですよね。
アメカジコーデが流行って以来、ダボっとしたラフなスタイルの人はまだ存在していると思います。
しかし、低身長の人が全身オーバーサイズのコーデを取り入れると、横の広がりが増してしまうため、さらに身長を低く見せてしまう恐れがあるのです。
足を短く見せる要因として1番に挙げられる、パンツの裾に溜まる「クッション」を無くすことから意識してみましょう。
クッションがあることで目線が下部分に集まってしまい、スタイルが悪く見えてしまう可能性があります。
クッションはない方が好ましいですが、膝を曲げた時に足首が見えるのが嫌だとか、自転車に乗っている時に足首を見せたくない場合には、1クッションまでにとどめましょう。
NGポイントを理解したら、次はカッコよく見せるポイントをおさえていきましょう。
低身長の人でもカッコよく見せるための重要な3つのポイントは、「Iライン・Yライン」「ジャストサイズ」「色使い」です。
これらをどう生かせばいいのか、ここではそれぞれのポイントについて紹介します。
「Iラインシルエット」のコーディネートとは、トップスからボトムスまで細めのアイテムで統一し、アルファベットの「I」をイメージするシルエットを目指すことをいいます。
「Yラインシルエット」のコーディネートとは、トップスにボリュームのあるアイテムを使い、ボトムスは細めを合わせ、アルファベットの「Y」をイメージするシルエットになるよう意識したコーデとなります。
IラインとYラインに共通して言えることは、ボトムスのボリュームをおさえて細身にすることです。
そうすることで足が長く見え、スタイルを良く見せる効果が期待できますよ。
縦と横の幅に注意し、細身のジャストサイズを選ぶことも重要です。
特に低身長の方は気丈が長くなりがちになり、野暮ったく見えてしまうことがあります。
数センチの違いでも見た目の印象は随分と変わりますので、横幅も細身に見えるジャストサイズで選びましょう。
色をうまく利用して、低身長を目立たなくする方法もあります。
上半身に明るい色を持ってくることで視線が上に集まり、見た目をカバーすることが可能になります。
そのため、上半身は明るく下は暗くするコーディネートがオススメなのです。
だからといって、派手な色や奇抜な色にする必要はなく、取り入れやすいホワイトやベージュ、ライトグレーなどのアイテムで大丈夫ですよ。
逆に、下半身は黒や紺などの濃い目の色で合わせると相手の視線を上げつつ、足元は落ち着いた印象になります。
低身長の人と言っても、体型は人それぞれです。
そこでここからは、体形別にコーディネートのテクニックを紹介します。
身長だけではなく、体型とマッチしたアイテム選びをすることで、よりオシャレなコーデを実現できるので、ぜひ参考にしてください。
胸・肩・太ももなど、全体が筋肉質でスポーツ体型の人は、ゆとりのあるアイテムを選ぶと太って見えてしまう場合があります。
そんな場合には、服のサイズを落とした時に、どの部分がキツイと感じるかを軸にしてアイテムを選んでみましょう。
キツイと感じた部分がキツ過ぎない、動いても苦ではないサイズがジャストサイズとなります。
また、黒やネイビーなどの暗い色は収縮色と呼ばれており、その部位を引き締めて見せる効果があります。
だからといって全身を暗めにしてしまうと重たくなるので、気になる部分のアイテムだけにとどめておき、他の部分は明るめにしてバランスを取りましょう。
細身体型の方のアイテム選びは、袖と着丈がジャストサイズに近いものを選ぶようにするのがポイントです。
またハットや帽子、メガネなどの小物を取り入れるなどして、上半身に視線を集めると身長がカバーできます。
小物に抵抗がある場合には、トップスの色を明るくするなどして視線を集めても同じ効果が得られますよ。
ぽっちゃり体型の人は、既製の洋服の幅で合わせると着丈が長くなる場合があり、カジュアルなコーディネートも子供っぽく見られてしまう可能性が・・・。
ぽっちゃり体型の人のアイテム選びのポイントは、丸いラインのデザインや柄は体系の丸みを強調してしまうので避けることにあります。
また赤や黄色、オレンジといった暖色系や、白やパステルカラーなどの明るい色は膨張色ですので、暗い色のアイテムを選ぶと良いでしょう。
ただし、全身を暗い色にしてしまうとメリハリがなくなり、重量感が増してしまいますので、気になる部分にだけ取り入れましょう。
オシャレに見せるためのアイテム選びや、低身長をカバーする着こなしを押さえても、実際にはどのようなコーディネートが良いのか、分からない点も多いでしょう。
ここからは、そんな低身長さんをお助けするために、おすすめのアイテムやポイントを交えた、低身長さん向け2021年夏コーデをご紹介します。
寒色をメインに使用しつつ、無地の白Tシャツにすることやリングネックレスを取り入れることで視線を上に集めています。
ゆったりとしたサマーニットカーディガンとワイドパンツで、今季トレンドのリラックス感を演出しています。
柄のあるボーダーTシャツやサコッシュは、コーディネートのアクセントにもなり、視線を集めます。
それだけではなく、明るい色のコーチジャケットにも視線が集まりますので、低身長さんにとってはどのアイテムも強い味方です。
サマーニットの下からロング丈Tシャツの裾を覗かせたレイヤードスタイルで、腰位置を程よく隠した足長コーディネート。
明るめカラーのサマーニットとリングネックレスで、視線を上に集めて低身長をカバーし、下半身は黒スキニーでIラインシルエットになっています。
落ち着いた色味のテーラードジャケットを使った、大人な印象があふれるコーディネート。
上半身にサコッシュでのアクセント、無地白Tシャツを合わせることで視線を上に誘導できます。
黒のスラックスパンツのセンタープレスが、脚を真っ直ぐキレイに見せてくれる、低身長を意識させないコーディネート。
またツヤのある生地感なので、大人っぽい雰囲気に仕上がります。
上半身は暗めニットベストの下に無地白Tシャツをレイヤリングし、リングネックレスでアクセントをつけ、視線を上に集めています。
落ち着いた、キレイめアイテムでまとめた大人な印象のコーディネート。
トップスにやわらかい印象を与えるカラーを合わせることで、黒の重さを感じさせない、爽やかさとスタイリッシュさが合わさったコーデに。
レザーシューズを合わせることで、誠実感の増すコーデになるでしょう。
オシャレを楽しめない理由は、低身長であることだけではないのです。
しかし身長がネックとなり、なかなかオシャレアイテムに手を出せずにいる人も多いでしょう。
顔を小さく見せる、細く見せる、手足を長く見せる、視線を上に集めるなどの工夫をし、全体のバランスをとることで低身長に見せないオシャレが可能ということを、本記事で知ってもらえたかと思います。
これを機に、気になっていたアイテムやスタイルに手を伸ばしてみるなど、オシャレに対して前向きになっていただけると幸いです。
アイテム選びのポイントや自分の体型に合った服を選び、この夏のオシャレを楽しんでみましょう。
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