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Dコレバイヤーのタカシです。
前回は 「キレイめとカジュアルの別け方ー初級編ー 」をお送りしました。
キレイめとカジュアルを判別するには、カジュアルなシーンに合うアイテムなのか、スーツを着るようなフォーマルなシーンに合うアイテムなのか
まずはシーンをイメージしてザックリ判別してみましょうという話でしたよね。
さて、今回はもう少しレベルを上げた中級編です。
初級編をまだご覧でない方はまずこちらをご覧になってくださいね!
【バイヤーマガジン】キレイめとカジュアルの区別ってどうやるのか知ってますか?「初級編」
中級編では、色とシルエットを判断材料に加えより細かく区別していきます。
色とシルエットにもキレイめとカジュアルがあるのですが、何となくイメージできますでしょうか?
実は初級編で指南したあの別け方がここで活きてきます。
まずは色からみていきましょう!
色は大きく2種類に分けることができます。
モノトーンとも呼ばれる白・黒・グレーです。
シンプルで大人っぽくキレイめな印象を与えます。
モノトーンの中でも特に黒は最も品格がある上に、合わせる色に迷うことはありません。
無彩色以外のすべての色を指します。
賑やかだったり、爽やかだったりいろんな印象の色があります。
オシャレの教科書®より抜粋
これらのことから、無彩色はキレイめでフォーマルな印象を高めてくれます。
「ビジネスマンが着てるスーツやシャツやネクタイには有彩色もあるじゃないか!」というツッコミもあるかと思いますが、
最もフォーマル度の高い冠婚葬祭では基本的に無彩色のアイテムで全身を固めるはずです。
冠婚葬祭で有彩色があまり使われないのは、やはり有彩色がそういったシーンに相応しくないから。
つまり、有彩色はカジュアルな印象を与えます。
下の参考画像を見比べると分かりやすいのではないでしょうか?
左:無彩色(ブラック)のセットアップ 真ん中:有彩色(ネイビー)のセットアップ 右:有彩色(淡いブラウン)のセットアップ
これらを見比べるとやはり無彩色のセットアップが最もキレイめでフォーマルな印象。
有彩色のセットアップはぱっと見フォーマルですが、ファッション性を演出したカジュアル感がやや感じ取れます。
無彩色はキレイめ、有彩色はカジュアルと覚えておきましょう。
ただ、有彩色すべてがカジュアルだからキレイめな服装には不向きかというとそうではありません。
下の参考画像のように、色の明度によってもキレイめとカジュアルに差が出てきます。
同じブルー系統の色であっても暗ければ暗い(色が濃い)ほどキレイめな印象に近づいていきます。
絵の具の有彩色に黒色を混ぜて暗くしていくイメージですね。
これの他にも例えば、黒色を混ぜた暗い赤、暗い緑、暗い茶色などは通常の明るさのこれらよりも落ち着いた印象でキレイめ度が高いということです。
続いてシルエットいってみましょう!
シルエットの見極め方は色よりもかんたんです。
ピシっと体にフィットしたスーツと、ルーズなサイズ感のスーツだったらどっちがフォーマルなシーンに適していますか??
はい、もうお分かりですね。断然左の方がフォーマルでキレイめであるといえます。
つまり、体のラインにフィットしたシルエットほどキレイめな印象に近づいていきます。
上の画像はセットアップを使用し、そもそもキレイめアイテムでの比較でしたが、生粋のカジュアルアイテムでも同じように区別できるんです。
下の画像はカジュアルアイテムの定番、Tシャツを使った比較です。
説明をするほどでもありませんが…左がキレイめな印象で、右がカジュアルな印象になりますね。
このようにカジュアルアイテムの中でも、シルエットによってキレイめ寄りなのかカジュアル寄りなのかに別けることができます。
・無彩色はキレイめ、有彩色はカジュアル
・有彩色の中でも暗ければ暗い(色が濃い)ほどキレイめな印象に近づいていく
・フィットはキレイめ、ルーズはカジュアル
・カジュアルアイテムの中でもシルエットによってキレイめな印象に近づいていく
初級編で得たシーンをイメージした別け方を使って、さらに色とシルエットで細かく別ける方法を指南しました。
アイテム、色、シルエット、それぞれを考慮しトータルで判断してみましょう。
少し難易度が上がりましたが、オシャレの教科書®と今回の中級編までをマスターすれば世間一般的に見てオシャレな服装になることができます!
大事なのは、コーディネートを決める時にキレイめなのかカジュアルなのかを意識しながら組み合わせていくこと。
これをTPOに合わせて毎回繰り返していけば、無意識にキレイめで大人っぽいコーディネートが組めるようになるでしょう!
ぜひ実践してみてくださいね!
次回は更に高みを目指した「上級編」をお届けします。お楽しみに♪
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