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こんにちは!バイヤーのほーちゃんです。
先週に引き続きIt’s moreセットアップについてお話させていただきます。
【バイヤーマガジン】秋冬ver.いつもセットアップについて vol.1
今回は第二弾!テーラードジャケットの変更点や製作秘話についてです。
【春夏ver.】It’s moreセットアップは、ゆったりとしたサイズ感でカジュアルに着こなせるセットアップでしたよね。
【秋冬ver.】では大人っぽくセミフォーマルなシーンでも使えるセットアップを目指しました。
では、どういった仕様から「キレイめ」な印象を作り出しているのか、変更点も交えてご紹介させていただきます。
【春夏ver.】ではボックスタイプだった裾の形を、ラウンドタイプに変更しました。
ルーズなシルエットで、程よいカジュアル感が生まれるボックスタイプと比較すると、キレイめな仕上がりに。
一般的なフォーマルなジャケットと同じ仕様になるので、これだけでもだいぶ印象が変わりますよね。
ファスナーを無くした理由は前回もお話させていただきましたが…。
今回はスリットポケットを採用している2つの理由についてお話させていただきます。
一般的なジャケットでは、フラップのついたポケットが主流ですが、It’s moreセットアップでは縦に切り込みの入った形が特徴の、スリットポケットを採用しています。
1つ目は「手が出し入れしやすい」という点。
フラップが無く、横から手を入れられるスリットポケットは、日常的にポケットを使用する方には快適に感じていただけると思います^^
2つ目はスマートな見た目に仕上がるという点。
ディティールが多くデザイン性のあるテーラードジャケットですが、フラップを無くすことでスタイリッシュな見た目に仕上がります。
「快適に過ごせるテーラードジャケットにするにはどうしたらいいか」 「ラグラン仕様なら腕の可動域が広がり、快適に過ごせるのでは?」
といった理由から、当初はラグラン仕様の予定で進めていました。
サンプルを作成したところ、確かに窮屈感を感じない着用感だったのですが、シルエットが何か気になる…。
切り替えの位置が腕の外側になるので、正面から見た時に膨らみを帯びていたんですよね。
何度か修正を繰り返しましたが、一番重要なシルエットを優先すべく、セットインスリーブにて進行することに(笑)
最も基本的な袖の取り付け方の事で、普通袖とも呼ばれます。とにかく一番よく見かける袖の事です。
とても悩みましたが、スッキリとしたシルエットに落ち着いたので良かったです(泣)
※肩幅や袖幅を調整することで、窮屈感のない着用感を実現していますのでご安心を!
* * *
今回はIt’s moreテーラードジャケットについて深堀させていただきました。
次回はIt’s moreテーパードパンツについて詳しくお話させていただければと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ほーちゃん
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