“ピンときた”極上の肌触り
お気に入りのカットソーの条件には3つあると思っています。
ひとつめは、どんな素材でつくられているか？
以前の記事にも書きましたが、僕は洋服を買うとき、まず生地の素材を確認します。
肌に触れるカットソーはなおさらその素材にこだわります。
ふたつめは、感覚的なものですが「自分に合うか」どうか。
手に取った瞬間、試着したときにしっくり馴染む感覚があるか。
最後は、1年中着ていたいか。
春夏秋冬を通して、快適に着れるものかどうか。
自社ファクトリーでオリジナルカットソーを作るために、たくさんのカットソーを見て・着て・研究しました。
でも「これだ！」と思うものってそうそうありません。
ならば自分で、ということで創っちゃいました。
モダールカットソー
モダールという素材知ってますか？
ここ数年注目されている素材で、無印良品やUNIQLOでもモダールを使ったカットソーやストールが販売されています。
レーヨンの1種で、レーヨンの原材料は木材パルプなのですが、モダールはそのパルプをブナの木に限定しています。
オーストリアのレンチング社が生産していて、綿や絹などと違い登録商標なので、表示は【レーヨン(モダール)○%】となります。
まずは福井県内の企業さんで生地探しから始めたところ、このモダールを提案してもらいました。
最初に触った瞬間にまさに”ピン”ときました。
とろっとした柔らかさがあり、肌に寄り添うような感覚と言えば伝わりますか？
生機の段階で製品にした時のクオリティが想像できました。
「これだ！」と思いましたね。
モダールの特徴
モダールはレーヨンの１種だと言いましたが、もともとレーヨンは絹(シルク)を目指してつくられた半合成繊維です。
レーヨンの特徴は
肌触りが滑らか
絹のような上品な光沢で発色が良い
吸湿・放湿性に優れている
原材料が木材なのでエコ
モダールも同じ特徴を持っていて、さらにレーヨンは水に濡れたとき繊維の強度が下がるのに対して、モダールは濡れたときの強度が高いのも特徴です。
レーヨン100%の縮み・水に濡れた状態での弱さが改善されています。なのでモダールは家庭で水洗いが可能です。お手入れに気を使うことなく日常使いできるのもポイントですね。
また、吸湿性・放湿性が高いので、肌に寄り添うようなドレープ性がありながらも、さらっとしてべたつきません。それでいて寒い季節に着ても暖かいです。
まさに1年を通して着ることができます。
Dコレモダールカットソーのこだわり
その1 透け感
素肌に着るものだから、肌触りがいいのは当然で、透け感があるかないかはとても重要。シルエットと肌触りはいいのに、透けるのが気になって下にタンクトップを着たら意味がありません。
通常カットソーに使われる生地は天竺編みが一般的ですが、今回使った生地はスムース編みの生地です。両面Wニットで表面と裏面が同じ編み方になっています。
さらに、薄いけど中が透けないポイントまで、編み目のループの大きさを1つ1つ調整した、プロのテキスタイルクリエイターがこだわって創った生地です。
ここまでディテールにこだわった生地はいままで見たことがありません。まさにプロの技です。
その2 着心地
ずっと着ていて気持ちいいか。
日本には四季があり、それぞれに違った気候風土があります。
夏の暑い日に汗をかいてもベタつかない、冬の寒い日にインナーに着て暖かい、1年を通して快適に着ることができる、そんなカットソーを目指しました。
これは、生地を創ってくれた企業の方の言葉ですが、
「より高みを目指すために、綿ではなくモダールだった」
生地の素材にはそれぞれ特徴がありますが、今回はモダールがベストだったと思います。
その3 シルエット
もちろん洋服はシルエットも重要です。
今年のトレンドはビッグシルエットですが、あえてトレンドは追わずにベーシックなシルエットに仕上げました。
ドレープ性が高く肌に寄り添ってくれる生地なので、過度にタイトにせず1枚で着たときのフォルムを重視しました。
他の素材にはない独特の”落ち感”と、絹のような上品な光沢が高級感を演出してくれます。
一度手に取ってもらえれば、その特別感を感じてもらえると思っています。高級ブランドなら10,000円は下らない品質だと思います。
自信を持ってお届けできる、Dコレオリジナルの高級カットソーです。
高級ブランドなら10,000円は下回らない品質を、Dコレ価格5,980円で提供します。
極上の着心地をぜひ実感してください。
それでは、また
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Dコレスタッフ フジヒロ / AGE：34自社工場生産管理担当高品質な洋服を皆様にお届けできるよう頑張ります！ |
