「コスパの良い服」って聞くと価格が安い服を思い浮かべませんか?
今日はそうとは限らないぞという話をします。
服のコスパについて考えさせられた出来事
これは私が19歳の時の話です。
今でも仲の良い高校からの友人がいまして、当時は2人とも大阪に住んでいました。古着がブームでよくアメ村に行ってたのは懐かしい思い出です。
その友人(O氏としましょう)は古着とストリート系の服を上手に組み合わせたり、音楽もなんかカッコいいの聞いてて、すごくセンスがいいんです。なによりカッコいいのは「自分」をしっかり持っていて、スタイルが流行に左右されないところ。
そんな彼がある日、5万円以上もするDannerのアウトドアブーツを購入したんですよ。その時に言ってたことを今でも覚えてます。「俺はこのブーツを10年計画ではく。だから年間だと5,000円だ」と。
そんな考え方もあるのかとすごく印象に残っています。もちろん彼は10年後もそのブーツはいてました。
最近O氏とはよくキャンプに行くのですが20年経った今でもそのブーツはいてたんですよね。もちろんボロボロなんだけど渋さと愛着を感じました。
服のコスパってなんだろう?
例えば4,000円のアウターがあったとして、着用したのが2回だとすると1回あたり2,000円。
8,000円のアウターだけど、機能、デザイン、思いが詰まってて、40回着用すると1回あたり200円。
私達が提供したいのは後者のような服。しかもインターネットという特徴を活かして固定費を抑え、原価率はどんどん上げていく。
そんな服を楽しい体験と一緒に売っていくお店でありたい。
最後に
もちろんO氏にはこんなこと言ったことありません。だってなんか恥ずかしいじゃないですか。
O氏がこの記事を読まないことを祈りながら今日は筆を置きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
イトゥ
機能性を取り入れたアーバンアウトドアスタイルが好き。趣味はキャンプ、DIY。年齢に負けるかと最近筋トレ&マラソンを始めた。
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