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【オシャレ初心者のギモン】知って得する! ”夏の素材・生地”ってなに?

すっかり暑くなってきて、洋服屋さんに行くと、夏服ばかり!

そこでオシャレな店員さんから、『このジャケット、暑い時期にピッタリの夏素材なので取り入れるだけで季節感が出せますよ!』

(いや…夏の素材って何…!!!なんでピッタリなん…!夏にジャケットって暑くないの?)

そう思いながらも、それ以上は聞きにくいですよね…。

コジ
夏にピッタリの素材とは何なのか?なぜジャケットは夏でも着られるのか!ギモンを解明していきます!

【ギモン】” 夏の素材 ”ってなに?

今のようなジメジメした時期だと…

『暑くて、汗が出る…』『汗でベタベタして気持ち悪い…』『シンプルに暑い』

コジ
その『夏のベタベタ、気持ち悪い。暑い。』を、和らげてくれるのが、夏素材!

要するに、夏の暑さを和らげ快適に過ごすことが出来る。夏に着られる生地のことです。

夏生地の特徴として、以下の3点を紹介します!

 

1. 汗をかいてもベタつかない

布面積の少ないタンクトップを着ているはずなのに、なんでこんなに暑いんだ!と思った時には、夏に向いていない素材だったということがあります…。

水をよく吸収し、乾きが早い発散性のある素材が夏にピッタリの夏素材。

汗をかいても、ベタつきを和らげ快適に過ごすことができるんです!

ベタつきにくい夏素材

  • リネン(麻)
  • コットン(綿)

 

2. 着るとヒンヤリとした冷たさを感じる

冷やしておいたという訳でもないのに、触るとヒンヤリと感じる…!

このような生地は、接触冷感と呼ばれている繊維のことで、繊維中に水分を多く含まれているため冷たく感じるんです(‘ω’)

接触冷感の夏素材

  • レーヨン

 

3. 肌の接触面が少ない、風通しが良い

生地が本来もっている性質だけでなく、実は編み方の違いによっても、夏の暑さが和らぎます。

コジ
ざっくり編まれた生地と、密度の濃い隙間のない生地だと、ざっくりと編まれた生地の方が風通しが良く、涼しいんです!

夏にピッタリの編み方・織り方の生地

  • 鹿の子編み
  • シアサッカー(しじら織りとも呼びます)
  • ワッフル編み

 

そもそも素材と生地って違うらしい

素材と生地

素材・・・糸。または加工される前の生地のこと。

生地・・・素材を使い、編む・織ることで完成された生地のこと。


コットンなどの『素材』を編む・織る(加工する)ことで、洋服の『生地』が出来上がります。

ポリエステルなどの化学繊維や、夏素材でなくても、編み方がちがうだけで涼しさのある生地になるのです

そう考えると、編み方を考えた人って凄いですよね…!(‘ω’)

 

夏素材・夏生地をもっと詳しく!どんなアイテムがある?

Tシャツ・ジャケット・ボトムスを選ぶ際に、いまから紹介する夏生地を選ぶことで、暑い日でも快適に過ごすことができますよ(‘ω’)

 

夏の3大素材
SUMMER MATERIAL

リネン(麻)

シャリっとした固さのある生地は汗を吸い取ってくれるだけでなく、見た目も涼しそうで爽やかな印象を受けます。シワがつきやすいのがデメリットですが、強度があるため丈夫な生地ですよ!

Tシャツ・ジャケット・シャツなどに使われていることが多い生地です(‘ω’)

テーラードジャケットやシャツなどのカチッとしたキレイめアイテムに、リネン独特の風合いがカジュアルさをプラスしてくれるため、普段使いのできるキレイめアイテムを選ぶ時などにもリネン生地はおすすめです!


リネン(麻)の特徴

  • 吸水・発散に優れている
  • 匂いを抑えてくれる

 

コットン

夏は涼しく、冬は暖かいという特性があります。なので、夏だけでなく年中つかえる万能生地!

肌触りは柔らかく、下着などにもよく使われている素材のため、Tシャツ・インナーで取り入れるのがおすすめです♪

強度もあるので、洗濯をしても傷みにくい点もポイントです(‘ω’)


コットン(綿)の特徴

  • 吸水・通気性に優れている
  • 肌触りが良い

 

レーヨン

シトッとした落ち感が特徴の生地。触るとヒンヤリとしています(‘ω’)

落ち感のある生地は、ゆったりとしたシルエットのトップスに適しています。

品のある印象の生地なので、襟のついたシャツなどのキレイめアイテムを選ぶのがおすすめです。


レーヨンの特徴

  • 着るとヒンヤリとしている(接触冷感)
  • コットンよりヒンヤリ度が高い

ユニクロブログを執筆中のヨウも、ユニクロのレーヨンブラウスをおすすめしています!

ぜひ気になる方はチェックしてみてください!

【ユニクロ】短腕・ぽっちゃり男子におすすめなレーヨンブラウス?

2019.05.23

 

夏生地
SUMMER CLOTH

夏の暑さを和らげる編み方で作られた夏生地。

どの生地も、凸凹ができるような編み方が特徴で、肌に触れる面積が減ることで涼しさを感じる着心地となります!

また、吸水性・撥水性も高くなるので、汗をかいても快適に過ごすことができますよ(‘ω’)

 

鹿の子編み

鹿の子編みの特徴

  • 凹凸があり肌の接触面が少ない
  • 通気性がよい

鹿の子生地のテーラードジャケット

テーラードジャケットをつかったコーデも、鹿の子生地のような夏専用のジャケットを選ぶことで、快適に大人っぽいオシャレを楽しめます。

 

シアサッカー(しじら織り)

シアサッカー(しじら織り)の特徴

  • 凹凸があり肌の接触面が少ない
  • 波状の模様がある

シアサッカーのテーラードジャケット

凹凸のあるシアサッカー生地は、ドライな質感が特徴。テーラードジャケットのカッチリとした印象に、独特の縞(しま)模様がカジュアルさをプラスしてくれます。

 

ワッフル編み

ワッフル編みの特徴

  • 凹凸があり肌の接触面が少ない
  • 吸水性・放湿度が高い
  • 通気性がよい

ワッフル編みのTシャツ

ニットベストとチェックパンツのコーデ

ワッフル編みも凹凸のある生地が特徴。トレンドの重ね着スタイルも、ワッフル生地のTシャツなら通気性が良いので暑さを感じにくくなります。

いかがでしたか?

重ね着をしたり、テーラードジャケットを着るときにも夏素材を選ぶことで、快適にオシャレを楽しむことができますよ!

夏の洋服選びは、素材から選んでみるのもいいかもしれませんね(‘ω’)

最後に

〒 連載への自由なコメントお待ちしてます


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コジ
明日は、ぐっさんの「色合わせ講座」です!お楽しみに(*‘ω‘ *)

 

次回の「オシャレのギモン」は、6/26(水)にお届けします。