ササ こんにちは!学生のころからカーキのパンツと黒のTシャツの組み合わせが大好きなメンズファッション通販サイト「Dcollection」のササです! カーキはメンズの服にもよく用いられる人気のカラー。 「でも、コーデに入れようと思うと色合わせが難しい…」 そうですよね。土や草木などの自然を連想させたり、軍服など「ミリタリー」のイメージもあるカーキは、特徴も多い色。 そんなカーキカラーをメンズのオシャレにうまく取り入れるための色合わせとコーデ術を、この記事ではご紹介していきますよ! 目次 カーキってどんな色? カーキの色合わせの注意点 カーキに合う色と着こなし。お手本メンズコーデ カーキカラーのおすすめアイテム カーキを使って、男らしく頼れる男に! 【Dcollection】とは? オシャレの学び・服の購入からアフターフォローまでお手伝いするメンズファッション通販サイト。 「オシャレの知識を持ったスタイリストが執筆」「ベテランファッションバイヤーが監修」のもと、あなたのオシャレをお手伝いする記事を書いていきます。 ササ 今回は、「AFT1級色彩コーディネーター/JPCAパーソナルカラーアナリスト®」、つまり色についての専門知識を持ったぐっさんの監修のもと進めていきますよ! ぐっさん よろしくお願いしますね! カーキってどんな色? カーキと呼ばれる色は非常に幅が広い色です。本来のカーキは、黄色寄りの色ですが、青や緑に近い色を思い浮かべる方も多いと思います。 ファッション業界でも、一般的に見かけるカーキには「黄み寄りのカーキ(本来のカーキ)」から「青み寄りのカーキ(オリーブグリーン)」まで幅があります。 メーカーやブランドによっても「カーキ」と表される色合いはさまざまに展開されています。 黄み寄りのカーキと青み寄りのカーキで比較すると、以下のような印象の違いがあります。 黄み寄りの(茶色に近い)カーキ→「渋い」「穏やか」「落ち着き」 青み寄りの(緑色に近い)カーキ→「男らしさ」「スッキリ感」「フレッシュさ」 この印象の違いを押さえておくと、どんなカーキカラーを選べば自分のイメージどおりになるか考えやすくなりますね。 目次へ戻る カーキの色合わせの注意点 カーキは、Tシャツなどのトップス、ブルゾンやジャケットなどのアウター、そしてパンツまで、さまざまなアイテムに使用される色です。 この記事では、「カーキをコーデの主役にする」ということを前提に色合わせのコツを書いていきますね! カーキをコーデの主役にするために コーデに組み込むにはいろんな方法がありますが、カーキを主役の色とするには以下のことを意識しましょう。 モノトーン(無彩色)を合わせる 有彩色であるカーキに色みがない無彩色を合わせれば、簡単にカーキを引き立てることができ、コーデの主役にすることができます。 有彩色と合わせる 【ポイント1:ベーシックカラーを選ぶ】 カーキは主張が強い色ではありませんが、鮮やかな「赤」や「黄」など目立つ色と合わせてしまうと、ゴチャゴチャして見えてしまいます。 そのためカーキに色みのある色(有彩色)を合わせるときは、落ち着いた印象のベーシックカラー(ネイビー・ベージュ・ブラウンなど)を選ぶのがオススメです。 そうすることで、コーデがゴチャつかず、まとまりのあるオシャレな着こなしに見せることができるのです。 【ポイント2:明るさ(濃さ)の違いと面積でメリハリをつける】 合わせるカーキと似た明るさ(濃さ)の色を持ってくると、全体の印象がのっぺりとして見えてしまう場合があります。 暗いカーキには明るい色、明るいカーキには暗い色を合わせたり、合わせる色のアイテムをインナーや小物に使うなど、面積の差でカーキを目立たせると、カーキを主役にしたスタイルになります。 目次へ戻る カーキに合う色と着こなし。お手本メンズコーデ ここからは、カーキの色合わせについて、実際にコーデを見ながら解説していきたいと思います。 オススメの色合わせを厳選してご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 カーキとモノトーン(無彩色)を合わせる 有彩色であるカーキは、どんな色とも合わせやすいモノトーン(無彩色)と合わせるのがオススメ。 コーデの主役としても引き立つので、簡単にオシャレに見せることができますよ。 【カーキと黒】の色合わせと着こなし方 カーキに黒を合わせることで、シルエットが引き締まり、コーデ全体がスッキリ決まります。 カーキは幅が広い色ですが、色合わせに悩まない黒はどんな色合いのカーキとも相性がいいのでオススメです! 【カーキと黒】を合わせたメンズコーデ例 黒のテーラードジャケットと、黒に近いネイビーのニット、そしてカーキのパンツを合わせて作ったコーデ。 クールな男らしさが際立ち、カッコいい印象を作り出していますね。 テーラードジャケット 春ニット アクティブパンツ 無地ソックス Uチップシューズ 【カーキと白】の色合わせと着こなし方 色味の濃いカーキと、明るい白を合わせることで、明暗のメリハリがキリっとした印象を与えてくれます。 【カーキと白】を合わせたメンズコーデ例 カーキのフード付きロングコートと白シャツを合わせたスタイル。 白シャツの清潔感にカーキのほどよいカジュアル感が加わります。 パンツと靴を黒で合わせれば、さらにキリッとした印象に。 フード付きロングコート レギュラーカラーシャツ テーパードパンツ キャンバスシューズ 【カーキとグレー】の色合わせと着こなし方 カーキもグレーもどちらも濁り感のある色で、色同士がなじみやすく、平面的に見えやすい配色になります。 なじみすぎないように白を挟んだり、カーキとグレーの明るさを変えてメリハリを出すのがオススメですよ 【カーキとグレー】を合わせたメンズコーデ例 黄みよりのカーキカラーの中綿入りカーディガン。これにグレーのパンツを合わせています。 明るさのメリハリを付けるため、トップスを白にすることで、のっぺりした印象になりません。 センタープレス入りのグレーパンツでキレイめで大人な印象も感じますね。 サーモカーディガン リキッドカットソー 大人イージーパンツ ローファー カーキと有彩色を合わせる カーキは他の有彩色とは合わないんじゃないか?と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。 合わせ方によって互いの色味を活かし合えたり、テーマの統一感を強調できたりします。 ここからは、カーキにオススメな有彩色との色合わせについてご紹介していきます。 【カーキとネイビー】の色合わせと着こなし方 ネイビーは落ち着きのあるベーシックカラーであるため、カーキとは相性のいいカラーです。 知的で上品さのあるネイビーと合わせて、男らしさとクールさのあるコーデを作ってみましょう。 【カーキとネイビー】を合わせたメンズコーデ例 濃いめのネイビーのニットと、青み寄りのカーキのパンツのコーデ。 まさに男らしい組み合わせの色で、クールさと頼りがいを感じます。 ニットの下にロング丈Tシャツを重ね着し、白を差し色にすることで、明るいトーンが加わりコーデにメリハリが付いていますよ。 春ニットセーター ロング丈タンクトップ アクティブパンツ スニーカー 無地ソックス 腕時計 【カーキとインディゴ】の色合わせと着こなし方 色味はネイビーと似ていますが、デニム生地特有のインディゴカラーは、カーキのアイテムとも合わせやすいです。 デニム(ジーンズ)はカジュアルアイテムでもあり、有彩色同士の組み合わせにもなるので、カジュアルで軽快な印象の組み合わせとなります。 【カーキとインディゴ】を合わせたメンズコーデ例 インディゴカラーのデニムに、茶色に近い黄みよりのカーキのアウターを合わせたコーデ。 トップスの白シャツと黒の革靴で上手にキレイめアイテムを取り入れれば、30代や40代といった大人の男性にも馴染むスタイルにしあがります。 サーモカーディガン オックスフォードシャツ デニムパンツ レザーシューズ 無地ソックス 【カーキとベージュ】の色合わせと着こなし方 ベージュはカーキと同じくナチュラルなイメージを持つ色。 この2色を合わせることで、自然体で柔らかい印象のスタイルになります。 【カーキとベージュ】を合わせたメンズコーデ例 カーキのパンツに、色味の異なるベージュのアウターとカーディガンを合わせてのコーデ。 有彩色で固めたコーデのため、カジュアル度が高いですが、アクティブなシーンには軽快で明るい雰囲気があっていいですね! ナチュラルカラーの組み合わせで優しい男性という印象も感じられますね。 サーモカーディガン パーカー アクティブパンツ スニーカー ボーダーソックス メンズのカーキカラーについての動画もどうぞ! 目次へ戻る カーキカラーのおすすめアイテム “男らしさ”と“落ち着き”を兼ね備えるカーキカラー、これを使わない手はない! ということで、最後は一押しのカーキカラーアイテムをご紹介します。 気になるアイテムはクリックして詳細を見てみてくださいね! サーモカーディガン 詳しく見る フード付きロングコート 詳しく見る アウトドアギアシャツ 詳しく見る ツイルカットソー 詳しく見る オープンカラーシャツ 詳しく見る アクティブパンツ 詳しく見る アウトドアギアパンツ 詳しく見る ササ どれもシンプルなデザインなので、カーキの色合いが引き立ち、コーデに組み入れやすいアイテムをご紹介しました! 目次へ戻る カーキを使って、男らしく頼れる男に! 冒頭でも触れましたが、カーキって本当に示す色の幅が広く、メンズファッションにおいても多く使われる色だと、この記事を書いていて実感しました。 個人的には、「男らしい印象」を演出できるというのがとてもイイところだなと感じている色です。 バーベキューなどのアウトドアや子どもと公園で遊ぶなどのアクティブなシーンにもよく馴染みますよね。 カーキを上手に使って、男らしくカッコいい、頼れる男を目指していきましょう! 目次へ戻る