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商品不良を減らす為にはどこのプロセスに着目すべきか
前回はアパレルの生産プロセスを分かりやすい図解で解説しました。
中国生産ではどんな流れで服作りが行われ、そしてお店に納品されてくるのかがお分かりいただけたと思います。
今日は商品不良を減らす為に、まずどこの生産プロセスに着目すべきか見てみましょう。
第一関門は縫製工場
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前回解説したのがこちらの図。生地や資材などは全て縫製工場に集められる。
縫製工場ではグレーディング、生地のマーキング(型取り)、裁断、縫製、プレス(アイロンみたいなもの)まで行う。
さらにそこから工場内検品を行い、服として出荷できる状態まで完成させる。
最後の工程で第三者機関である検品所に送られ、検針など最終検品に通ったものが輸出される。
最終検品で弾かれたものはまた縫製工場に戻され、補修して再び検品所に送られる。
これを図にするとこんな感じ。
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こうして見てみると、商品不良を抑える為の第一関門が縫製工場。
最終関門が検品所ということが分かります。
縫製工場の意識問題
お店に納品された商品に不良率の高い商品があったとします。
これの原因調査でよくある縫製工場の回答例がこちら
検品所の検品が疎かだった
納期がタイトで工場内検品ができなかった
などです。
確かに前工程や後工程にも責任はありますが、責任転換し過ぎなケースが見受けられます。
まず縫製工場自身が不良を作らず、検品もしっかり行うべきなんです。
「いや、これ当然でしょ?」と思われるでしょうが、それが通じないのが海外の難しさです。(文化の違い)
これを改善する為に、継続的な指導、あるいは工場自体を変えるという対策をしていかなければなりません。
ひいては「これらを理解し改善していかなければ!」という小売り側の態勢も大事です。
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引き続き取り組んで参ります。
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