![](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/07/wed_20180718.jpg)
こんにちは!Dcollectionスタッフのぐっさんです( ‘ω’)
「メリハリをつけるとオシャレに見える」という類の言葉を、見聞きしたことがある方は結構多いのではないでしょうか。
Dコレのブログをはじめ、ファッションについてのブログや雑誌などでもチラホラと見かける言葉ですよね!(*´∀`*)
そもそも『メリハリ』とは
強弱があるということ。
ファッション以外でも「メリハリをつけて歌う」とか、「メリハリをつけて仕事をする」とか言いますよね!
メリハリをつけて歌うなら、例えば歌い出しとかサビとかに抑揚をつけて歌うとか。
メリハリをつけて仕事をするなら、仕事をやるべき時は集中して仕事をこなし…
![](https://www.clubd.co.jp/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2016/10/1477466694JpCqBTjOuWjDcdT1477466649.gif)
~ 仕事中 ~
休憩時間はしっかり休むとか。
![](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2016/10/nagaoka02.jpg)
~ 休憩中 ~
※エミが書いていたころの金曜ブログより
つまり変化をつけるということですね!( ‘ω’)
ファッションで『メリハリ』と言えば
ファッションで「メリハリ」と言えば、この3つがあげられます( ‘ω’)
- シルエット
- 面積
- 色
例えばですが、上半身をコンパクトに下半身にボリュームを持たせたAラインシルエットは「シルエット」になりますよね!
![](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2014/04/A-1.jpg)
「Aラインシルエット」の例
たしかに、パッと見でオシャレに見えます。
面積については、配色のバランスの黄金比を意識すれば
![ベージュのコーチシャツとワイドパンツのリラックスコーデ](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/04/coachshirt_code_j730t200b680.jpg)
![コーディネートの面積比を変える](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/07/0177bb8a4614c96da5025bb496fd7b17.jpg)
オシャレに見せやすいです(*´∀`*)
これらのようにファッションでは「シルエット」や「色の面積比」を変えれば、メリハリを簡単につけることができます。
でも…なぜこのようにメリハリをつけるとオシャレに見えるのか、疑問に思ったことはありませんか?
よく聞くけれど「なぜ」そう見えるのか?なんとなく良いというのは感覚的にわかるんだけれど…(゜-゜)ナゼ?
きっと私と同じように感じたことがある方もいるハズ……
というわけで、今回はメリハリをつけるとオシャレに見える理由について、「色の観点」から理論的にお話していきたいと思います。
![](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/06/gussan.jpg)
では「色のメリハリ」について紐解いてみましょう(ΦωΦ)
『メリハリ』について考えてみた
シルエットや面積以外の「色でメリハリ」があるように見えるのには、色の心理効果(目の錯覚)が影響しています。
色の心理効果についてお話しする前に、まずはこれからお話しする内容に関わってくる「暖色」と「寒色」について簡単に説明しますね!
暖色・寒色とは
この「暖色」とか「寒色」という言葉も、チラホラと聞く言葉ではないでしょうか?( ‘ω’)
その文字通り、「暖色」は暖かく感じる色のことをいい「寒色」は涼しく感じる色のことをいいます。
![暖色と寒色](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/07/12sikisoukan.jpg)
暖色と寒色について
赤・オレンジ・黄系の色は暖かみを感じる暖色、青緑・青・青紫系の色は涼しさを感じる寒色に分類されます。
色でもメリハリがあるように見える理由 |
それでは「色でもメリハリがあるように見える理由」について、探っていきましょう!٩( ‘ω’ )و
① 大きさの錯覚
同じ大きさのモノでも、白や暖色系など明るめな色は大きく見え、黒や寒色系など暗めな色は小さく見えます。
![](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/05/777d7d9bedb8212f4b140ce896a9d4e6.jpg)
上の左右の黒マルと白マルを比較すると、右の白マルの方が黒マルよりも大きく見えますよね!
![オレンジの丸の方が大きく見える](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/07/circle2.jpg)
上の左右の青マルとオレンジのマルを比較すると、右のオレンジのマルの方が大きく見えると思います( ‘ω’)
大きく見える色を「膨張色」、小さく見える色を「収縮色」といい、色には実物よりも大きく見せたり小さく見せたりする視覚効果があるのです。
コーデ例
![](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/07/tshirt_skinnypants_tue_0710.jpg)
一番明るい白と一番暗い色の黒は、色のメリハリが最も強い色合わせ。とてもシンプルなコーデですがかっこいいですよね!(*´∀`*)
② 見かけの距離が違う
同じ距離から見ても、暖色系の色は近くにあるように見え、寒色系の色は遠くにあるように見えます。
![見かけの距離が違って見える](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/07/bookshelf.jpg)
Dコレの本棚で検証
上の画像を見ると、赤い本の方が青い本よりも近くにあるように見えませんか?
※わかりにくいかもしれませんが…少し離れてみると見かけの距離に違いがあるように見えると思います(´;ω;`)
色合いの違いで見かけの距離が変わって見えるなんて、不思議ですよね~( ゚д゚ )
色合いの違いで見かけの距離が変わって見えるのは、色の波長が関係しています。
ざっくりと説明すると、赤は他の色よりも波長が長いため前に出ているように見え、逆にその反対の青は波長が短いため後ろに引っ込んでいるように見えるのです。
色合わせのコツの一つで「反対色の色を合わせる」というものがありますが、その理由としてこの「見かけの距離」が異なって見えるためメリハリがつく、ということが挙げられるのではないかなと思います( ‘ω’)
人間の脳は『はっきりしたもの』を好みやすい
例えば極端な例ですが…
こちらの2枚の画像を見比べて、どちらの方が良いと思いますか?
![ピントがあっている写真とあっていない写真](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/07/hikaku.jpg)
左:ピントがあっていない / 右:ピントが合っている
ピンボケしたぼやっとした写真と、きちんとピントが合っていてはっきり見える写真を比べると、ほとんどの方がピントが合っている写真の方が良いと感じるでしょう( ‘ω’)
つまり人は、はっきりと区別できるものに目がいきやすく、好みやすいということなんです(*´∀`*)
これらの理由から「メリハリ」をつけることでオシャレに見えたり、よく見えたりするのではないかと思います。
※ ※ ※
色の観点から見たメリハリについて持論をお話してみましたが、いかがでしたか?( ‘ω’)
メリハリがあまりないニュアンスカラーのコーデもとってもオシャレだけれど、メリハリのついたコーデは目を引いて、また違ったオシャレさがありますよね!
皆さんもぜひ、メリハリのあるコーデでオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか( ´◡` )
最後に
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![](/_images/_items/wp/wp-content/uploads/2018/06/gussan.jpg)
皆さんは好きなコンビニはありますか?
私は最近はセブンイレブンのアイスが気になって仕方ありません(*゚∀゚)=3
今度『信州みかん氷』を買って帰ろうと思います!