現役バイヤーが考察する2019年のシャツ事情
ここ数年、お付き合いのあるメーカさん達は皆口を揃えてこう言いました「シャツが売れぇです」と。
日本のアパレル市場にはブームの様な周期があり、売れる時期と売れない時期を3~5年周期で繰り返しています。
いや、正直言うと繰り返しているらしいのです!確実なデータがないので確かなことは言えません。。
でも長年バイヤー業務をしていると感覚的に身に付いてくるものです。「あ、そろそろパーカー売れない周期入ってきたな」みたいに。
で、ここしばらくはシャツが売れない周期だったのですが、昨年から徐々に盛り上がって今年は一気に調子を取り戻しました。
そう。それがオープンカラーシャツ旋風です。
今年一気に流行アイテムにのし上がったオープンカラーシャツですが、来年はどうなるのか?
今日はその辺を踏まえてシャツ事情を考察してみましょう。
2019年オープンカラーシャツはどうなる?
ご安心ください。オープンカラーシャツは人気は引き続き継続です!
2019年の春夏には更にマスにまで広がり、より多くの方が着るアイテムとなるでしょう。
しかし、時代を先ゆくファッショニスタ達はこれを黙って静観しているわけではありません。
他と被ることを極端に嫌うファッショニスタ達は既に新たなトレンドへ向かっています。
オープンカラーシャツで溢れかえる中、どうするかというと。。
レギュラーカラーへの回帰です!サイズ感はBIGやリラックス系が主流となります。
2018秋冬からチラホラとレギュラーカラーシャツがお店で見られるように。
2019春には注目アイテムとしてピックアップされ、2019夏にはシャツだけでなくポロシャツも人気アイテムとなるでしょう。
今後のシャツの流れはこうなる予想
↓
レギュラーカラーシャツ
↓
バンドカラーシャツ
↓
シャツ売れない周期
↓
???カラー
こんな感じで推移していくのではないかと。(ここまでの話はあくまで予想です!)
広まったら新しいトレンドが生まれ、それが広まったらまた新しいトレンドが生まれ・・・
アパレルはこれの繰り返しです。
プルオーバーシャツなんかも含め、シャツ系のアイテムは最低でも3年は安泰かなと!
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