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男性らしい着こなしができる『ミリタリージャケット』。ミリタリージャケットといっても様々な種類があり、どれを選んでいいのかわからない方も結構多いと思います。
そこで今回は、スタイリストが選んだ本当におすすめのミリタリージャケットを厳選して紹介します。着こなしやコーディネートも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
まず最初にミリタリージャケットがどんなものなのか、どんな印象が生まれるのか見ていきましょう。
ミリタリージャケットとは、海軍や空軍、陸軍などの軍隊をイメージさせるデザインのジャケットの総称です。
MA-1やCPOジャケットなどがミリタリージャケットの類になります。ミリタリージャケットの種類をもっと見たい方は先にコチラをご覧ください。
ミリタリージャケットはその軍隊調のデザインから、男らしさやワイルドな印象を作りやすいです。
また近年ミリタリースタイルがトレンドにきているので、今らしい着こなしができるのも魅力の1つです。
ここではミリタリージャケットのおすすめの着こなし方をご紹介します。ミリタリージャケットをオシャレに着こなすポイントは、
上の3つです。1つずつ見ていきましょう。
ミリタリージャケットはそのカジュアルさもあって存在感のあるアイテムになります。なので存在感のあるアイテムを合わせてしまうと、アイテム同士がケンカをしてしまい、ごちゃついて見えやすくなります。
そのためシンプルなアイテムを合わせて、ミリタリージャケットを主役にしてあげることで、バランスのとれたコーディネートを作ることができます。
シンプルとなると、白や黒といったベーシックカラーのアイテムがおすすめです。ファッションの色合わせの基本となる色なので、他の色とケンカしにくく合わせやすいのが特徴です。
中でも黒や白、ベージュはよりシンプルで合わせやすいので、ベーシックカラーの中でも特におすすめです。
【無地Tシャツ】
秋~春使えて、様々なコーデに合わせやすい無地Tシャツ。
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【ミラノリブニット】
品があり大人っぽく仕上がるミラノリブニット。
ボトムは様々ありますが、黒スキニーが断然おすすめです。黒スキニーはカジュアルスタイルによりマッチしやすく、かといってカジュアルになりすぎないので、ミリタリージャケットと合わせてもバランスを取りやすいです。
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カジュアル感のあるミリタリージャケットに対して、同じくカジュアル感のあるデニムを合わせることで、統一感のある着こなしができます。
デニムの中でも細身のシルエットや、落ち着いた色味のもので大人っぽさを取り入れて、バランスを整えましょう。
黒系の靴は合わせやすいのと、コーディネートを引き締める効果があり、カジュアル感のでるミリタリージャケットコーデをグっと引き締めてくれるのでおすすめです。
ここではスタイリストが厳選した、おすすめのミリタリージャケットコーディネートをご紹介します。トレンドを取り入れたコーディネートもあるので要チェックです!
カーキのMA-1を使用。他のアイテムをモノトーンにすることで、MA-1を主役にした着こなしです。
ワイドパンツを合わせてゆったりシルエットを作ることで、トレンド感のあるコーディネートに仕上がっています。
優しい雰囲気を出してくれるベージュを上下で使った同系色コーディネート。柔らかい色合いですが、CPOシャツのデザインが男らしさを演出してくれます。
ベージュは今季のトレンド色でもあるのでおすすめのカラーです。
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引き締まった印象を出せる黒を中心にすることで、スタイリッシュなコーディネートになります。
インナーにボーダーTシャツを使ってカジュアル感をプラスすることで、キメ過ぎないバランスのとれた仕上がりにすることができますよ。
合わせやすい、男らしい、トレンド感の3拍子そろったカーキのCPOシャツは、ぜひとも手に入れてほしいアイテム。
細身のボトムスを合わせてスマートに仕上げることがポイントです。インナーはシンプルな白で軽さを出しましょう。
黒のMA-1を使ったコーディネート。ボトムスも黒にして全体的にどっしりとした印象が特徴です。
カーキシャツでミリタリー感をプラスして、ワイルドさを出すことがポイントです。
MA-1のインナーに白シャツを使用。清潔感をだせる白シャツはコーディネートに爽やかさも取り入れることができます。
ボトムスは黒スキニーでスタイリッシュに仕上げるのがおすすめです。
カーキのMA-1に白のインナーを合わせたシンプルな組み合わせ。そこにデニムでカジュアルさを取り入れて親しみやすさのある印象に。ちょっとしたショッピングやデートにおすすめです。
カーキのCPOシャツにグレーのワイドパンツを合わせたコーディネート。グレーが出す優しい雰囲気が魅力です。
ワイドパンツのラフさが落ち着いた雰囲気をだし、親しみやすさのある仕上がりになっています。
カーキのCPOシャツにブラウンのニットを合わせた秋らしいコーディネート。全体的に少し暗めの色合いになるので、白のロング丈Tシャツでアクセントをつけることがポイントです。
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黒のMA-1にカーキパンツを合わせてミリタリー感をプラスしたコーディネート。カジュアル感が強まりますが、細身のパンツにすることで、カジュアルさを程よく抑え大人っぽい仕上がりにすることができます。
ミリタリージャケットは軍隊をイメージさせるジャケットということでした。そのため軍隊といっても様々あるようにミリタリージャケットも1つではありません。
ここではそんなミリタリージャケットの種類をいくつかご紹介します。
アメリカ空軍が使用していた戦闘機用のフライトジャケットの名称です。動きやすいように着丈が短かったり、襟が短いなど機能的なデザインをしているのが特徴です。
また映画『トップガン』でトム・クルーズが着用していたことから1980年代中頃にMA-1ブームが起きました。それが今でもなおファッションとして取り入れられています。
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CPOはChief Petty Officerの略で海軍下士官の意味があります。両胸についたポケットが特徴的です。
薄手のシャツタイプと比較的厚手のジャケットタイプがあります。どちらもデザイン的には似ているのでCPOシャツといった表記のみのものもあります。
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アメリカ陸軍の野戦用ジャケットの総称。無地や迷彩柄を施したミリタリージャケットです。
胸元に2つと腰部に2つの計4つのフラップポケット(雨蓋付き)や、スタンドカラー(立襟)が特徴的です。フードを取り外しできるタイプもあり、ミリタリージャケットらしい機能性を備えています。
アメリカ空軍が寒冷地用として使用していたフライトジャケット。ボア付きの大きなフードが特徴的です。
防寒性に優れており、丈を長くしてより防寒性に優れたN3-Bというコートもあります。
船の甲板(デッキ)での使用を目的とされたジャケット。首元や裏地にボア素材を使用していたりと防寒対策を取られているのが特徴です。
※ ※ ※
そのほかジャケットではなくコートとして使われている、
・モッズコート
・Pコート
・トレンチコート
・ダッフルコート
といったものも、「ミリタリー」の分類に入ります。
【参考文献】メンズファッション大全 吉村誠一 (著) 繊研新聞社 (2007/07) P189,193,198,199,214,351
最後にスタイリストが厳選したおすすめのミリタリージャケットをご紹介します。
おすすめコーディネートでもいくつか紹介したCPOジャケット。合わせやすい、男らしい、トレンド感を兼ね揃えており今季イチ推しのジャケットです。
カラーはカーキとブラックの2色展開。よりミリタリー感をだせるカーキが特におすすめです。
よりクールな印象に仕上げたい方はブラックがおすすめですね。
光沢のある質感で、ほどよくカジュアル感を抑えた大人っぽさのあるMA-1。装飾性が少なくシンプルなデザインなので着まわしやすいのが魅力です。
比較的色合わせをしやすいブラック、カーキ、グレージュの3色展開。ややゆったりデザインで作られているので、着心地の良さも魅力の1つです。
寒さが厳しくなってくる冬には、中綿のMA-1がおすすめです。コチラはブラックとカーキの2色から選ぶことができます。
レーヨン素材を一部使用しており、控えめな光沢感のあるCPOシャツ。デザイン的にはカジュアルですが、その光沢感が上品な印象も演出してくれます。
ベージュとダークネイビーの2色展開。どちらも落ち着いた色味で、大人っぽい印象に仕上がります。
男らしい着こなしができる「ミリタリージャケット」。ちょっと雰囲気を変えるのにもおすすめのアイテムです。
おすすめしたコーディネートなどが少しでも参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ミリタリージャケットってキャンプなどのアウトドアにもマッチするのが魅力の1つだと思います。
このご時世なかなかオシャレして出かけられないと思いますが、ミリタリー系のアイテムで自然と戯れようと思います。