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ササ
「オシャレで人生を豊かに。」
この理念を掲げて、「Dcollection」はオシャレの楽しさをお届けしています。
そんなDcollection(通称:Dコレ)のスタッフは、みんなそれぞれにオシャレ。
でも、生まれつきオシャレだったワケはないはず…!
スタッフみんなの「オシャレを始めたきっかけ」を知りたい!
…ならば、直接聞いてしまえばいいじゃない?
Dコレスタッフがオシャレに目覚めたきっかけと、それによってどう人生が豊かになったのか。
「オシャレの豊かさ」について、ちょっと足を止めて考えるコラムです。
今回は初の物流スタッフ。トオルさんに直撃してきました。
普段のお仕事では動きやすい服装をしているため、オシャレについてどのくらいの関心があるか謎に包まれた存在。しかし、そこにも飛び込んでいくのがワタクシであります。
…ところがどっこい、胸がアツくなり、鼻の奥がツーンとくるような最高にイイ話を聞いてしまいました。
僕が受けたこの感動をしっかり届けるべく、筆によりをかけて書いていきますよ!
そして、筆に力が入る理由がもうひとつ。…それは記事の最後にお伝えしますね…ぐすん。
― 今回は物流倉庫からお届けします。整理されていてとてもキレイですね。インタビューするにも快適です。
トオル:インタビュー目線で倉庫を褒められたのは初めてだった(笑)
― はてさて、トオルさん。質問を始めたいと思います。
最初の質問は、オシャレに関心を持つまではどんな人だったのか?です。いかがでしょう。
トオル:そうだなぁ。今もそんなにオシャレに関心が高いとは言えないと思ってるけど、「服は着れればいい」と思っていたね。
だから、パーカーとジーンズとかのラフなスタイルが多かったな。
― ほほう、それっていくつくらいのときのお話ですか?
トオル:Dコレに入る前の話だから、33とかその辺になるはず…
― あ、ちょうど僕くらいですね。20代のころとかも、オシャレにはあんまり気をかけなかった感じですか?
トオル:そうだねぇ。ダボダボのズボンに下駄とか履いて、自分なりのオシャレみたいには思っていたかも。相手目線のオシャレはあんまりしたことなかったなぁ。
― (下駄めっちゃ似合いそう…)
― 僕は聞き逃しませんでしたよ。さっき、「Dコレに入る前は…」って言いましたよね。
Dコレに入って、何か変化があったということですね!?面白そうなのでぜひ聞かせてください!
トオル:お、お、そうか。うん、Dコレに入ってちょっと変わったことあるよ。
― ずばり、どんなことですか?
トオル:『オシャレの教科書®』を目にして、一度そのとおりに実践してみたんだけど、鏡に映った自分が新鮮で、「いいかも!」って思ったんだよね。
― へー!具体的にどんな服を着たかって覚えてますか?
トオル:ハッキリ覚えてないけど、テーラードジャケットを羽織ってみたのは覚えてるな!
― 初めて着るときにはちょっと勇気がいるアイテムですね(笑)
トオル:そうそう。でも、そのときは思い切って着てみて、実際に友達との集まりに着て行ったよ。
― お友達からの反応は何かありました?
トオル:あった、めっちゃあった!
「なんやお前いいカッコして」「あれ?オシャレしてキメてきたな」
みたいな、冷やかしもありつつも褒めてくれる反応が、ぶっちゃけ気持ちよかったね!
― 気持ちよかったんですね(笑)でも確かに、それだけ反応があると嬉しいですよね。
トオル:うん。ちょっと感動さえした。服を変えただけ、オレはなにも変わってないのに、こんなに反応があるのかって。
― 確かに、服を変えるって、それだけのことなのに雰囲気がガラッと変えられますもんね。僕も大学デビューしたときのことを思い出します。
トオル:大学デビューだったんだ(笑)
― 周りからウケるオシャレを知って、トオルさんの人生が豊かになったことって、何かありますか?
トオル:そうだなぁ。出かけるのが楽しくなったかな!オシャレって言われることも増えたし。
コロナで前ほど出かけられないのが残念だけど。
― 外出のたびに楽しい気持ちがプラスされるのはいいですよね!
トオル:あとは、彼女と出かけるときも、オシャレを気にかけると嬉しそうにしてくれるかな。
― ほほう!いいですね!やっぱり女性は男性にもオシャレを気遣ってほしいと思っているでしょうから。
トオル:あとは、若く見られるようになったかな。気持ちも若くなれる気がするし。
― いや実際若く見えますよね!改めて年齢を聞いてちょっと驚きましたよ。
心の部分で豊かになったことがたくさんあるということがとても伝わってきました。
トオル:いやー、しゃべってたら暑くなってきたわー。ちょっとoj1689:ドコデモマウンテンパーカー脱いでいい?
―全然いいですよ。(さすがトオルさん、品番と正式な商品名をサラッと言った)
トオル:いやー、秋っぽくなってきたけど、まだまだ暑いかもね!
― ちょ、そのTシャツ、色鉛筆の「クーピー」じゃないですか!?懐かしい!
トオル:あ、気づいた?普段の仕事着によく着てるよ。
― そういえば、お寿司の派手なTシャツも印象的です。
トオル:釣り好きだからさ。
― (こういうところも若く見える理由かも…)
― ではでは、次の質問です。
トオルさんにとって、オシャレとはなんでしょうか?
トオル:う~ん、やっぱり自分のためというより周りの人のためのものじゃないかなって思うかな。
― おお、直近のトッキーやタイチとは正反対のお答え。おもしろいですね!
トオル:あ、そうだっけ?(笑)
― いやいや、それで全然いいんです!読んでくれている方にも両方の意見があると思いますし。
トオル:うーん、例えば彼女と出かけているときとか、だらしない格好して行って「あの隣の男ダサいなぁ」と人から思われるのは避けたいよね。オレはいいよ。でも彼女がかわいそうだからさ。
― ははぁ!自分は別にいいけど相手のため…!なるほど、その視点て大事ですよね。勉強になります!
トオル:相手への配慮とか、TPOのわきまえとか、そういうところでオシャレって大事なのかなと思うね。
― 趣味の釣りでもですか?
トオル:釣りでももっとオシャレな服あるとうれしいとは思うかな(笑)
― 基本の質問はすべて済んだのですが、トオルさんにちょっと追加で聞いてみたいことがあったんです。
トオル:お、なになに?
― 物流の部門に長く携わっていて、“お客様に服を届ける側の想い”みたいなのって、何かあるかなぁと思いまして。
トオル:ん~、そうだなぁ。ときどきだけどお客様からの注文内容に、メッセージがあることがあるよ。そういうのを目にすると、こちらもいろんな想いを持っちゃうかな。
― へー!例えばどんなのがあったんですか?
トオル:備考欄に「贈り物なんです」って書かれてる注文があると、その人がウチの服を相手に渡すシーンを想像しちゃったりするね。それで、もちろん常に思っているけど「大事に送らないといけないな」って気持ちが強まっちゃうことがあったり。
― めっちゃイイ話ですね!なんか、「贈り物なんです」ってメッセージを想像するだけで胸がアツくなります。
トオル:でしょ!アツくなるんだよ。
あとは、「これ着てデートに行くので、絶対この日までに届けてください」みたいなのもあったことある。
このときなんかは、「おお…!頑張れよー!」って人知れず念を送った。
― くー!トオルさんのその反応にもなんかほっこりというか、感動してしまいます。
トオル:そういう“想いが乗ったメッセージ”には反応しちゃうよね。
この服を着てオシャレにキメて、その日告白したりしちゃうのかなぁなんて勝手に想像したりね(笑)
― 確かに、Dコレの服着て好きな子に告白した人、世の中にはきっといますよね!
トオル:そんなふうに想像しちゃうよね。そんな恋のキューピッドに1mmでも貢献できたらいいなって思ったりするよ。
― いやぁ、お客様にも、こんなふうにハートで想いを受け止める物流マンがいるって、ぜひ知ってもらいたいです!届け!このコラム!
人生の先輩からの言葉は、やっぱり学びがありますね。
「自分のためというより人のため」というオシャレへの哲学は、大人の男の心遣いを感じました。
あと、追加で聞いた質問からめちゃくちゃイイ話が聞けました。
想いに対して想いで応える。
僕たちDコレはネットショッピングのお店。お客様とはお互いに顔が見えづらい部分もあります。
だからこそ、こんな“想いのやり取り”を、これからも重ねていけたらなって思っています。
それと、トオルさんの恋のキューピッド姿を想像して一人で笑ってしまったのは内緒です。
実は、お知らせがあります。見出しのとおりではあるのですが、当コラム「オシャレで人生が豊かになった話」は今回をもってお休みとなります。
仕事上ではなかなか話す機会のないスタッフと、オシャレを切り口にいろんな話が聞けましたし、自由に書いてよいというスタンスでもあったので、僕自身がとても楽しく書かせてもらったコラムでした。
もし、毎回読んでくださっていた方がいらっしゃいましたなら、本当に本当にありがとうございます。心から感謝です。
またどこかで復活させる機会を虎視眈々と狙っていきます。
とりあえず一区切り!どうもありがとうございました!
※ ※ ※
今回の記事、楽しんでいただくことはできたでしょうか。
感想やコメントをいただけると、それをもとに僕は筆をもっと磨きます!
今後も他の記事をどんどん書いていきますので、またササをよろしくお願いします。
季節の変わり目、お体を大事にしてくださいね!
では、またサイトのどこかで!
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プライベートでも個人ブログを10年運営する生粋のブログライター。真夏でも黒スキニーを穿く男。 「わかりやすい・読みやすい・おもしろい」をモットーに、オシャレの効果や楽しさを書き綴る。森見登美彦さんの文章が大好物。