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ほどよいラクさがオシャレなストリートファッションは、幅広い年代で人気のあるファッションです。
しかし、着こなしによっては子どもっぽく見えてしまうこともあり、どのようなアイテムが良いのか分からないといった方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ストリート系ファッションのオススメアイテムや着こなしのポイント、メンズコーデについて紹介します。
目次
ストリートファッションとは、ファッション業界が主導して生み出す流行のスタイルやコーディネートではなく、街(ストリート)に集まる若者たちから自然に生み出されたファッションのことをいいます。
ラッパー系の「B系」ファッションや、「スケーター系」ファッションなど、ストリートファッションはその時々の流行などの影響を受けて発展してきたファッションスタイルです。
カルチャーと関わり合いながら、ファッションによって自分を表現するというスタイルが自然発生的に生み出され、それらのファッションは「ストリート系」と呼ばれています。
ストリート系ファッションには明確な定義がないため、守らなければならないルールもなく、自由に楽しむことができるファッションです。
しかし、いくら自由だとはいってもオシャレに着こなすためにはいくつかのポイントがあります。
「すっきりした細身シルエット」「キレイめアイテム」「シンプルなデザイン」「モノトーンコーデ」の4つです。
ここからは、それぞれの着こなしポイントについて詳しく紹介します。
ダボッとしたラフな印象のあるストリート系ファッションをオシャレでカッコよく見せるには、細身シルエットがポイントです。
大人っぽくすっきりとした印象に見せるのなら、IラインやAラインを意識してみるのがオススメですよ。
またすべてのアイテムで細身シルエットを意識するのではなく、ラフなパーカーに細身のジャケットを羽織るなどの組み合わせでこなれ感を演出することもできます。
ストリート系ファッションでは、カジュアルなアイテムやゆるいシルエットのアイテムが取り入れられ、肩の力を抜いて自由にコーディネートを楽しめるのが魅力です。
合わせるアイテムの内にひとつだけでもキレイめのアイテムを取り入れると、コーディネートを引き締めてくれます。
全体を緩くまとめるのではなく、オーバーサイズのトップスにスキニーを合わせるなどのメリハリをもたせることがポイントです。
ストリート系ファッションのアイテムとして、ロゴやイラストなどのプリントが大きくデザインされ、強い印象を与えるトップスが販売されています。
大きなロゴやイラストの入ったアイテムは個性を出したい場合には良いですが、大人の着こなしを楽しむには難しいアイテムでもあります。
大人のストリートファッションを楽しむには、デザインはシンプルなものがオススメです。
ロゴが入ったアイテムを選ぶ場合にも、胸元や袖にワンポイント入っているくらいのものがいいでしょう。
ラフな雰囲気のストリートファッションを、シックな雰囲気が似合う秋冬に取り入れるには統一感がポイントです。
しかし、赤や青、緑といった原色ではなく、ブラックやホワイト、グレーなどの定番カラーがオススメです。
全体をモノトーンで統一すれば大人っぽく落ち着いた印象が作れ、オールブラックのコーディネートはクールで洗練された雰囲気になります。
また、どうしてもカラーをプラスしたい場合には原色ではなく、くすんだカラーにするか、差し色程度にとどめましょう。
着こなしのポイントの他にも、アイテムを選ぶために押さえておきたいポイントがあります。
「足元の清潔感を大切にする」「柄物は一点までにする」「カラフルにしすぎない」の3つです。
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく説明します。
ラフで自由にコーディネートできるのが魅力のストリートファッションですが、スニーカーなどの靴が汚れていると台無しになってしまうこともあります。
特に、大人のストリートファッションでは足元からのオシャレが重要になり、汚れていると清潔感のない印象になってしまいます。
足元には清潔感のあるデザインや汚れていないアイテムを選び、白スニーカーなどはこまめにメンテナンスを行い、キレイな状態をキープするよう注意しましょう。
トップスとボトムスをブラックで統一させ、真っ白な清潔感のあるスニーカーを組み合わせると、足元が印象的なコーディネートに仕上がりますよ。
柄と柄の組み合わせはバランスの取り方が難しいですが、その分バランスよく取り入れられるとオシャレ感が増すコーディネートです。
しかし、合わせ方を間違ってしまうとゴチャゴチャとした印象に見えてしまうことがあります。
大人のストリートファッションとして柄物を取り入れるときには、派手にならないようにカラーと柄のバランスをとり、ダークトーンやモノトーンのアイテムを意識して選びましょう。
派手めの柄であったとしても、落ち着いたダークトーンなら主張し過ぎない大人カジュアルな印象が作れます。
また、柄物のアイテムは1つまでに留めておくことをオススメします。
カラフルなトップスやボトムスは目を引きやすいので、個性を出したい場合には最適なアイテムです。
しかし、カラーを多く使えばその分ポップな印象になり、子どもっぽさが出やすくなってしまいます。
大人のストリート系ファッションなら、取り入れるカラーは2色までに留める方が良いでしょう。
ただし「赤と青」や「青と黄色」のように、暖色系と寒色系を組み合わせてしまうと子どもっぽく見えやすくなるので、青系でまとめたり、モノトーンでまとめたりして統一感を出しましょう。
またロゴの主張が強いアイテムは、カラフルにならないように注意をしたとしても子どもっぽく見えてしまうことがあります。
ロゴの入ったアイテムを選ぶ際には、あまり目立たない物を選びましょう。
ストリートファッションは定義が曖昧なので、どのようなアイテムを選べば良いのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは「アウター」「トップス」「ボトムス」のオススメのアイテムを紹介します。
▲画像のアイテムの詳細をみる
だぼっとしたラフなスタイルのストリート系ファッションに、細身シルエットのジャケットを羽織ることで大人っぽい印象になります。
スマートコーチジャケットは、ベージュ、ブラック、ネイビーの3種類から選べます。
定番のカラーでどのようなアイテムにも合わせやすいので、着回し力の高いアイテムです。
サイズもXSからXXLまで幅広く揃っており、ストレッチ性のある生地で動きやすく窮屈感も少ないので、ストレスフリーな着用感です。
また撥水加工が施されているので、お出かけの際の急な雨にも対応できる安心設計となっています。
コーチジャケットはカジュアルなアイテムですが、スマートなシルエットとシンプルなデザイン、落ち着いたカラー、マットな素材感により、大人っぽくキメることが可能なアイテムです。
ストリート系ファッションでも大人カジュアルを意識するなら、シンプルなアイテムを選ぶことをオススメします。
リキッドサーモカットソーは無地で、肩や袖の切替で遊び心のあるデザインなので1枚でもカッコよく着こなすことができますよ。
カラーは、ホワイト、ベージュ、ネイビー、ブラック、アッシュカーキの5種類から選べ、サイズはXSからXXLまで幅広く揃っております。
また薄すぎず厚すぎない生地は裏起毛になっていて肌触りが良く、ややゆとりのあるシルエットは1枚での着用はもちろん、秋冬のインナーとしても使えます。
シンプルな無地ですので、どのようなアウターとも相性が良いのも特徴です。
ストリート系ファッションにおいて、アイテムのサイズ感はとても大切です。
フォット感のあるスキニーパンツが苦手な方にオススメなのは、ストレートジーンズカイハラデニムです。
カラーはインディゴで、サイズはXSからXXLまで幅広く揃っております。
ストンと落ちるようなストレートパンツは、シルエットの主張が少ないのでどのようなアイテムとも馴染みやすいのが特徴です。
ストレッチ性があり柔軟性の高い生地は、窮屈感のない履き心地と動きやすさを実現しています。
着こなしや注意点のポイントを掴めたら、次はいよいよコーディネートです。
ここからは、秋冬にカッコいいストリートファッションのコーディネートを年代別に紹介します。
アイテムによって変化する雰囲気や印象など、参考にしてみてくださいね。
コーチジャケットとカットソー、ロング丈タンクトップ、ジョガーパンツを組み合わせたコーディネート。
トップスとパンツの境界線がハッキリするロング丈タンクトップは、縦のレイヤードスタイルを作りメリハリのある印象に仕上げるアイテムです。
レイヤードしない時には、インナートしても使用できますよ。
無地で落ち着いたカラーのリキッドサーモカットソーに、細身のジャケットを羽織ることで全体的なバランスを整え、大人っぽい着こなしになります。
ストレッチ性が高く裏起毛素材のジョガーパンツは、表地にも細かな起毛が施されているので肌触りが良く、手触りも滑らかです。
リキッドサーモカットソーとジョガーパンツは裏起毛なので温かく、秋冬の時期にも活躍します。
ブラックのコーチジャケットと、ホワイトのカットソー、ヘリンボーンのイージーパンツを組み合わせたコーディネート。
コーチジャケットは、撥水加工が施されストレッチ性にも優れている、高い機能性を備えたアイテムです。
1枚でも着用できるカットソーとコーチジャケットで、カジュアルな雰囲気を出しながらも、落ち着いた色味で大人の着こなしに仕上がっています。
イージーパンツは裾に向かって細くなっていくテーパードシルエットで、カジュアルになりがちな素材感のパンツも細めシルエットに見せてくれます。
全体的にカジュアルなアイテムでも、細めのシルエットとモノトーンで統一することを意識すれば、大人っぽい印象の着こなしになります。
キャンプベージュのパーカーと、インディゴのストレートジーンズを組み合わせたコーディネート。
パーカーはストリート系ファッションでは定番のアイテムで、さまざまなデザインのパーカーがあります。
しかし、カラフル過ぎたりロゴが大きくプリントされているアイテムだとカジュアルになり過ぎてしまい、大人っぽく着こなすのは難しくなります。
なので、少し光沢があるキレイめパーカーで、大人っぽい雰囲気を作るのがおすすめ。
ストレートジーンズは、柔軟性が高く穿き心地も良く、ウエストにはゴムがはいっているので体型が気になっている方でも安心ですよ。
インディゴのジーンズと反対色である、キャンプベージュのパーカーを合わせることで、お互いのカラーを引き立て合う効果が期待できるため、こなれ感のある着こなしになります。
ブラックのCPOシャツジャケットと、ベージュのカットソー、ブラックのテーパードパンツを組み合わせたコーディネート。
気軽に羽織れるCPOシャツジャケットは、ワークポケットやボタンなどのポイントは残しつつ、ワーク感を控えたシンプルなデザインのアイテムです。
シンプルなカットソーにCPOシャツジャケットを羽織れば、バランスのいいカジュアルコーディネートに仕上がります。
テーパードパンツは、センタープレス加工部分に糸を直接縫い込んでおりアイロンで線をつける手間がかかりません。
スーツのような清潔感があり大人っぽい雰囲気になりますので、トップスがカジュアルでも大人っぽい着こなしになします。
ベージュのフーデットロングコートと、グレージュのサマーニット、ホワイトのロング丈タンクトップ、ブラックのセミワイドパンツを組み合わせたコーディネート。
軽量で長時間羽織っていても疲れにくいロングコートは、フードを採用されていることでキレイめ感が薄まり、コーディネートに取り入れやすいデザインのアイテムです。
上半身にボリュームがあるため、羽織るだけで簡単に大人っぽい「Yラインシルエット」が作れます。
サマーニットは弾力とハリのある生地で、肌への張りつきが少ないので着心地が良く、体型が気になる方にもオススメです。
またロング丈タンクトップに重ね着することで、縦のレイヤードスタイルが作れ、メリハリのあるコーディネートに仕上がりますよ。
ホワイトのパーカーと、カーキのイージーパンツ、ブラックのバケットハットを組み合わせたコーディネート。
肩と腕に切り替えデザインが施されたパーカーは、こだわりのデザインで1枚着でもカッコよく着こなせるアイテムです。
ほどよいゆったり感のあるイージーパンツは、裾にかけて細くなっていくテーパードシルエットでスタイリッシュな印象になります。
またパーカーにバンツというシンプルな組み合わせに、バケットハットをプラスすることで、手抜き感のない仕上がりです。
ストリートファッションは、ファッション業界が主導するのではなく、街の若者から生まれるスタイルのことを言うので、明確なルールや基準、定義などはありません。
しかし、大人カジュアルとしてストリートファッションを取り入れる場合には、カラーやシルエットなどで気を付けるポイントがあります。
しっかりとポイントを押さえればコーディネートの自由度は高いので、お気に入りのアイテムを取り入れ、ストリートファッションを楽しんでみてくださいね。
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