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カジュアルなファッションとして定番のアメカジ。
アメカジファッションに挑戦したいと思っている方もいるでしょう。
しかし「アメカジの分類がいまいち分からない」「アイテム選びに迷う」といった思いを持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アメカジの分類やアイテム選びのポイント、季節別のメンズコーデなどを解説します。
目次
そもそもアメカジというのは「アメリカンカジュアル」の略語で、日本では「AC」と略されることもあります。
アメリカのカジュアルファッションの総称であり、スポーティーな服装の全てが含まれます。
たとえば、ジーンズやワークウェア、ミリタリーウェアなどが挙げられます。
トラッド&アイビー系の、基本的なカジュアルウェアもアメカジの中に含まれますよ。
アメカジはカジュアルファッションの総称であるため、アメカジと一口に言っても様々な分類に分けられます。
人によって好むスタイルは異なるため、自分の好きな系統を見つけましょう。
カレッジ系は、大学生の通学服や日常着から生まれたスタイル。
若者らしく、気軽に着られるようなアイテムが多いという特徴があります。
具体的なアイテムは、ジーンズやパーカー、カーディガンやスウェットなどです。
ワーク系とは、労働者が身に付けている作業着から着想を得たスタイルのことです。
機能性が重視されているため、丈夫で耐久性のある素材で作られているアイテムが多いという特徴があります。
具体的なアイテムは、ジーンズやオーバーオール、ワークブールなどです。
アウトドア系とは、アウトドアジャンルとミックスしたスタイルのこと。
アウトドアにも対応できるアイテムが多く、タフで便利です。
たとえばマウンテンパーカーは、アウトドア系のスタイルにマッチするでしょう。
軍服や戦闘服から着想を得ているミリタリー系は、無骨なデザインが特徴的です。
自然を連想するアースカラーやカーキ、オリーブやネイビー、ベージュといったカラーリングが多く使われています。
ちなみに、ミリタリー系の中でも陸軍系をアーミールック、海軍風をネイビールックと呼ぶことがあります。
サーファーたちのライフスタイルから生まれたサーフ系は、ラフで活発な印象があります。
着こなすためには、日焼けした肌や髪などの要素も重要です。
具体的なアイテムとしては、派手で明るいデザインのTシャツやアロハシャツ、ウォッシュアウトジーンズ(ある程度色落ちしており、水洗いしたような仕上がりのジーンズ)などが該当します。
バイカーというのはバイクに乗る人のことで、バイカー系はオートバイ乗りのスタイル。
風の影響を受けないように、保温性や防風性に優れた素材・デザインのものが多いという特徴があります。
たとえば、レザージャケットやデニムパンツ、ブーツなどが当てはまります。ハードなイメージのアイテムが多いといえるでしょう。
アメカジファッションを楽しむためには、必須といっても過言ではないアイテムが11個あります。
それぞれのアイテムを着こなして、アメカジファッションに挑戦しましょう。
▲画像のアイテムの詳細をみる
アメカジのどの分類でも役立つといえるジーンズですが、様々な太さや加工のものがあります。
細身のものを選べばキレイめに穿けますし、ゆったりシルエットを選べばカジュアルな雰囲気になります。
さらに、ダメージ加工やウォッシュ加工などが施されているものを身に付けると、よりストリートな雰囲気や古着感を演出できるでしょう。
もう1つの定番ボトムスといえるのが、チノパンです。
カジュアルすぎずキレイめに穿きたい場合は、足先に向かってシルエットが細くなっているテーパードタイプを選びましょう。
ベージュやブラック、カーキなど様々な色がありますが、色違いで何本あっても困りません。
シャツとしても羽織としても着られるデニムシャツは、1枚あると便利なアイテムです。
ただし、サイズ選びには注意してください。
身幅や肩幅は大きすぎず、程よくピッタリな細身サイズを選ぶのがおすすめです。
着丈は、ベルトのラインと股下ラインの、真ん中~少し長い程度を選びましょう。
気軽に着られるトップスとして、Tシャツは揃えておきましょう。
様々なサイズ感のものが販売されていますが、オーバーサイズを選ぶとトレンド感が出ます。
コーデを簡単にカジュアルに見せることもできます。
秋冬に着られるスウェットパーカーも取り入れましょう。
たくさんの色のものがありますが、グレーパーカーはあまり主張が強くないため、コーデを組みやすくおすすめです。
またトレンドに左右されず長く身に付けたい場合は、ジャストサイズを選ぶのがおすすめ。
ジャストサイズであれば、流行廃りが少ないため安心です。
スウェットパンツもおすすめなアイテムですが、部屋着のイメージが強く、一歩間違えるとだらしない印象を与える可能性があります。
そのため、取り入れる場合はコーデ全体でバランスを保つことを意識しましょう。
最近では、部屋着ではなくお出かけに使えるようなキレイめのスウェットパンツも出ています。
シルエットや素材選びに注意して、カジュアルすぎない1着を見つけてください。
アメカジにおすすめなチェックシャツ。
ボックスの大きいチェックを選ぶと、アメカジらしさが強調されてカッコいい印象になります。
しかし、チェックシャツに草食系なイメージを持つ人もいます。
合わせ方によってはあまりカッコいい仕上がりにならないため、うまく着こなす必要があるでしょう。
ローテクスニーカーというのは、各ブランドが古くから定番商品として販売しているスニーカーのこと。
シンプルな作りやスマートな見た目が特徴的です。
そんなローテクスニーカーは、アメカジの定番シューズといっても過言ではありません。
シンプルなデザインのものが多いため、コーデに取り入れることで、軽快な雰囲気を作り出します。
スニーカーよりも重厚感のあるシューズが好みの方は、ワークブーツを取り入れましょう。
作業靴から着想を得ているワークブーツは、ゴツゴツとした見た目が特徴的です。
ワークブーツを履くことで、たくましい印象を与えてくれます。
機能性も高く頑丈で、コーデに重みをプラスできますよ。
ダウンベストは袖がないため、真冬だけでなく初冬~初春にかけて着回せます。
アウターとして身に付けるだけでなく、インナーとしても◎。
コートやジャケットの下に仕込むことで、防寒性が高まります。
ただし、袖がないため体温調整が難しいという側面もあります。インナーとして着る際には、着膨れに注意しましょう。
「スタジャン」と略されるスタジアムジャンパーは、野球選手が防寒着として身につけていたものです。
大きな英字や数字をあしらった、スポーティーなデザインが特徴の腰丈ジャケットは、カジュアルな印象が強いアイテムのため、他のアイテムにキレイめ要素を加えるのがポイントです。
初めてアメカジファッションにチャレンジする時には、意識すべき掟が5つあります。
特に、30~40代の大人男性の場合は、だらしなく見えないことが重要です。
かつてのアメカジでは、古着感のあるアイテムが象徴的でした。
あえてヨレヨレになるまで着込んだスウェットや、ボロボロのジーンズなどが人気だったといえます。
しかし、現代のアメカジスタイルで古着感を意識しすぎると、だらしない印象になる恐れがあります。
単によれた服を着ている人という印象を与えるかもしれません。
カジュアルなファッションだからこそキレイめとのバランスを重視し、清潔感のある印象を目指す必要があります。
アメカジでは派手なデザインや色のアイテムが多いですが、日常使いは難しいといえます。
大人男性が着ると、落ち着きのないファッションに見える可能性も・・・。
したがって、基本的には落ち着いた色味のアイテムで揃えることをおすすめします。
ビビッドカラーは避けて、冒険しすぎないように注意しましょう。
ゆったりシルエットの服を身につけると、簡単にカジュアルな雰囲気が出せます。
しかしゆったりしすぎていると、だらしなく見えるという危険性も。
コーデのバランスを熟知しているオシャレ上級者であれば着こなせるかもしれませんが、初心者にはハードルが高いでしょう。
まずは細身のジャストサイズからスタートすることをおすすめします。
アメカジスタイルでは、大きめのシルエットやゴツゴツした印象のアイテムが多い傾向にあります。
ハードな雰囲気のアイテムは、筋肉質でがっちりとした体格の人に似合いやすいです。
そのため、アメカジファッションを極めるのであれば、体を鍛えることも必要です。
自分が着こなしたいファッションの系統に合わせて、体作りにも取り組みましょう。
華奢で優しい雰囲気のある人がアメカジアイテムを身に付けると、服に着られているように見えることがあります。
見た目とアイテムにギャップが生じて、何となく違和感を覚えるでしょう。
服に着られてしまう時は、キレイめアイテムと合わせてみてください。
キレイめアイテムとうまくミックスさせると、ラフすぎる印象になることを防げます。
ここからは、メンズのアメカジコーデの例を季節別にご紹介します。
コーデを考える時の参考にしてください。
まずは、春夏に着たいメンズのアメカジコーデをご紹介します。好みのスタイルを見つけましょう。
シャツとパンツをカーキで揃えた、クールな印象のコーデ。カーキを基調とすることで、ミリタリーな雰囲気を演出できます。
インナーにはブラックを合わせて、さらに男らしさをプラス。
足元にはサンダルを合わせてほどよく肌見せし、抜け感を出しましょう。
ゆるいシルエットのオーバーオールが主役となっているコーデです。
面積が大きいため主張しすぎるかと思いきや、シンプルなデザインなので様々なトップスと合わせられます。
普段着としてだけでなく、DIYやアウトドアシーンでも活躍するでしょう。
大きなポケットが付いているため、道具などを入れられて実用的です。
バックプリントが特徴的なTシャツの、ストリートスタイルコーデ。
プリントのサイズは大きいですが、キレイな色味なので派手すぎず、大人男性にもおすすめです。
Tシャツを目立たせるために、パンツやシューズの色は抑えましょう。
バケットハットを被れば、よりストリートな雰囲気を強調させられます。
続いて、秋冬のメンズのアメカジコーデをご紹介します。アウターでオシャレの幅を広げましょう。
ジージャンにカラーシャツを組み合わせた、シンプルなコーデです。
ブルーにホワイトを合わせることで、清潔感が出て大人っぽくまとまります。
カジュアルすぎないため、アメカジ初心者の方でも真似しやすいでしょう。
少しゆったりとしたシルエットのパンツを選んで、リラックス感を演出。
足元にはレザーシューズを合わせてコーデを引き締めるのがポイントです。
CPOシャツジャケットにデニムを合わせた、カジュアルなコーデです。
少し肌寒い季節には、シャツ感覚で羽織れるシャツジャケットが最適。
ワーク感が強すぎないため、バランスを取りながらアメカジファッションを楽しめるでしょう。
デニムの裾は少しロールアップして、抜け感を出すのがおすすめです。
キレイめコーデにさりげなくアメカジの要素を取り入れたい方には、テーラードジャケットとパーカーのコーデがぴったり。
キレイめアイテムとカジュアルアイテムを組み合わせることで、バランスを取りやすいです。
小物をうまく使ってさらにオシャレに仕上げましょう。
バケットハットやサコッシュをプラスすれば、よりカジュアル要素が強くなります。
アメカジはバランスを取るのが難しめのスタイルなので、1~2個のアイテムから挑戦するのがおすすめです。
コーデを組む時は全体のシルエットをよく確認してくださいね。
サイズ感やデザイン選びに失敗して、だらしなく見えないように注意しましょう。
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