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ワークウェアであったカーゴパンツの素材には、耐久性の優れたものが採用されきました。
ですが、ファッションアイテムとしてのカーゴパンツには、さまざまな素材やコーディネートしやすいデザインなどが採用されています。
シルエットにも変化が生まれ、ミリタリーファッションも欠かせないアイテムです。
今回は、カーゴパンツの選び方やメンズコーデを紹介します。
目次
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カーゴパンツの「カーゴ」には、「貨物・積み荷」という意味があり、元々は貨物船の船員が履いていたパンツがカーゴパンツの始まりといわれています。
ワークウェアでもあり、両手が空くよう道具の持ち運びに便利な大きなポケットが両足に施されているのが特徴です。
丈夫な素材で作られ多機能なカーゴパンツですが、現在ではスキニーやショート丈、デニム生地など、デザイン性のあるアイテムも登場しています。
先ほどもお話したとおり、もともと貨物船で働く人々が履いていたカーゴパンツは、機能性に優れたポケットが特徴です。
他にも「複数ポケットによる収納力」や「丈夫な素材であること」、「重厚感のあるシルエット」なども魅力と言えます。
ここからは、それぞれの魅力について紹介します。
カーゴパンツには、両太ももの外側部分に大型のアコーディオンポケットがついているのが最大の特徴です。
楽器のアコーディオンのような襞(ひだ)を特徴としたポケットのこと
収納力が非常に高いため、工具やペン、小銭などが入れられ、軽作業時に便利です。
このポケットの使用をカーゴポケットと称し、現在では普通のパッチ&フラップ式のものも用いられています。
作業着を由来とするため、カーゴパンツはデニムやコットンなどの丈夫な素材で作られています。
丈夫な生地が使用されているため、ポケットに工具などのアイテムを入れても破れにくく、洗濯機で洗えるのでお手入れも簡単です。
また最近では綿だけではなく、速乾性の高いポリエステルや、伸縮性のあるストレッチ素材、スウェットタイプのカーゴパンツなどもあります。
カーゴパンツは、重厚感のあるゆったりとした無骨なシルエットが魅力的で、履くだけで男らしい印象に仕上がります。
コーディネートもしやすく、季節を問わず取り入れることができるので、さまざまなアイテムとの組み合わせを楽しむことができますよ。
カーゴパンツはワークウェアとしてだけではなく、普段使いやアウトドアシーン、ミリタリーファッションなど、幅広いコーディネートに取り入れることができます。
そんなカーゴパンツの選び方のポイントには「シルエット」「丈」「カラー」があります。
ここからは、それぞれについて詳しく説明します。
1つ目のポイントは、シルエットです。
カーゴパンツのシルエットには、ダボッとして男性らしい太めの「ワイド・ルーズ型」、スッキリと全体をまとめられる細めの「スリム型」、足首にかけて細身になる「テーパード型」の3種類があります。
ひと言でカーゴパンツといっても、シルエットによって印象は変化しますので、シーンに合ったタイプを選びましょう。
ここからは、3種類のシルエットについて詳しく紹介します。
カーゴパンツ本来のたくましさを求めるなら、ワイルドな着こなしができる太めのカーゴパンツがオススメです。
太めでゆるいのワイド・ルーズ型のカーゴパンツを選ぶことで、カジュアルな印象になり、しゃがんだり作業をしたりしやすいというメリットがあります。
大人カジュアルな印象にしたいなら、細めのカーゴパンツがオススメです。
スリム型のカーゴパンツは、全体的にスッキリと引き締まっていますが、立体的なポケットのボリューム感もあるため、カジュアル感を抑えたスタイリッシュな印象に仕上がります。
またスリム型はシルエットがスマートに見えるので、体型をカバーしたい方にもオススメです。
ゆったりとした腰まわりから足首にかけて細身になっていくシルエットのこと
全体的にややゆとりがあるので、あまり体型を気にせずコーディネートに取り入れることができます。
だらしなく見せたくはないけど、ラフさは残したいという方にオススメです。
次のポイントは丈です。
丈もほんの数センチの差があるだけでだらしなく見えたり、逆にスッキリとして見えたりと印象ががらりと変わります。
丈感には、定番でどんな服ともあわせやすい「フルレングス」、くるぶしが見えるくらいの「7分丈」、膝上までの「ショート丈」の3種類があります。
ここからは、それぞれの丈感について詳しく紹介します。
フルレングスとは、足がすっぽりとすべてかくれる靴までの丈の長さのことです。
どんなアイテムとも合わせやすいので、服を選ばず着回しが可能。ゆったりと着たい方や高身長の方にもオススメです。
7分丈とはひざ下ぐらいの丈感のことをいい、6分丈から9分丈のことをいうクロップド丈の内にはいります。
くるぶしが見える丈感なので、すっきりとした印象を与えることができる7分丈。
フルレングスでは重たく感じてしまうコーディネートでも、クロップド丈なら軽さや抜け感をプラスすることができます。
またソックスや靴などのアイテムとも、組み合わせを楽しむことができますよ!
ショート丈のカーゴパンツは、夏のリラックスしたコーディネートに最適です。
両サイドにポケットがあることで、他のショートパンツよりもボリューム感があります。
ゆったりとしたトップスと合わせることで重心を上げ、全体のバランスをとるのがポイント。
夏に最適なシュートパンツではありますが、丈が短すぎると子供っぽい印象になってしまう可能性があるので注意しましょう。
最後のポイントはカラーです。
自分の好きなカラーを選ぶのはもちろんですが、トップスや小物など、既に持っているアイテムとの組み合わせも意識して選びましょう。
カーゴパンツは定番のカーキ以外にも、黒や迷彩柄など、いろいろあります。
今回はその中でも定番色である「カーキ色」、印象を良く見せる「ベージュ」、引き締め効果のある黒に近い灰色の「チャコール」の3色を紹介します。
カーゴパンツの定番色といえるカーキは、ラフな印象がありながらもキレイめアイテムとしても着回しができます。
そのため白いシャツやPコート、ジャケットのようなキレイめのアイテムとの組み合わせがオススメです。
またデニムシャツやチェックシャツ、Tシャツなどのアイテムと合わせれば、アメカジファッションとしてキメることも可能ですよ。
シンプルなベージュカラーには清潔感があり、印象の良いカジュアルスタイルが楽しめます。
またゆったりとしたベージュのカーゴパンツを選べば、ミリタリースタイルとしても着用することができますよ!
引き締め効果のある黒に近いチャコールカラーのカーゴパンツは、モノトーンで揃えたコーディネートだけではなく、濃いピンクや紫と組み合わせてもよく合います。
モノトーンのアイテムで揃えて大人っぽい印象に仕上げたり、デニムシャツやスタジャン、スニーカーなどのアイテムでアメリカンカジュアルな印象に仕上げたりと、幅広く着回すことが可能です。
カーゴパンツの選び方が分かったところで、ここからはカーゴパンツをオシャレに着こなすために2つのポイントについて紹介します。
カジュアルなカーゴパンツは、子供っぽく見えないように大人っぽく見せる工夫をするのがポイント。
コーデ全体の色味を統一して、一体感のある大人っぽいオシャレな着こなしを作るのがおすすめです。
また全てをブラックで統一すると、オーバーサイズのアイテムであってもスッキリとした印象を作ることができるので、ラフになり過ぎることなく、大人っぽい印象を与えることができますよ。
ゆったりとしたカーゴパンツとトップスを組み合わせると、男らしいカジュアルなコーディネートになります。
しかし、オーバーサイズのアイテムばかりだとメリハリがなくだらしなく見えるため、ベルトでウエストを強調したり、丈が短いトップスを選んだりなど工夫をしましょう。
またシンプルな靴を合わせ、足元からコーディネートを引き締めてまとめるのも効果的です。
お気に入りのカーゴパンツを手に入れたけど、どのアイテムと合わせれば良いのか知りたい、オシャレに着こなしたいと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
それでは、ここからは実際にコーディネートの例を紹介します。
同じカラーと素材を使ったカーゴパンツとシャツを合わせたセットアップスタイルは、一体感とまとまった印象を与えます。
カーゴパンツは気温やシーンに合わせて使い分けられる2way仕様なので、トップスやスニーカーが同じアイテムであっても、雰囲気を変えることができますよ。
カーゴパンツとマウンテンパーカー、Tシャツを合わせ、足元はスニーカーでまとめたコーディネート。
カーゴパンツにマウンテンパーカーを合わせることでカジュアルに仕上がっています。
共に撥水加工が施されているので、アウトドアシーンにオススメです。
チャコールのカーゴパンツとギアシャツに、ブラックのスニーカーを合わせたコーディネート。
多収納ポケットがついているカーゴパンツとシャツなので、長財布やスマホなど、さまざまな小物が収納できます。
カバンいらずの収納力の高さで、アウトドアシーンでの道具のもち運びにも便利です。
カーキのカーゴパンツと、アイボリーのサマーニットを合わせたコーディネート。
こちらのカーゴパンツはウエストベルト付きで、体型に合わせて調整が可能です。
半袖サマーニットは弾力とハリがあり、適度な厚みがあるので、のっぺりとした印象ではなく、上品なシルエットに仕上がります。
カーゴパンツとサマーニットに、ロング丈タンクトップを合わせ、色のメリハリをつけたレイヤードスタイル。
サマーニットはキレイなシルエットを長く維持でき、肌への張り付きが少ないので、体型をカバーすることもできます。
元々はワークウェアだったカーゴパンツは、太ももにの両サイドにあるアコーディオンポケットが特徴です。
サイズ感やシルエット、デザインやカラーなど、種類が豊富にありますので、お気に入りの1本を手に入れてみてはどうでしょうか。
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