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「オシャレで人生を豊かに。」
この理念を掲げて、「Dcollection」はオシャレの楽しさをお届けしています。
そんなDcollection(通称:Dコレ)のスタッフは、みんなそれぞれにオシャレ。
でも、生まれつきオシャレだったワケはないはず…!
スタッフみんなの「オシャレを始めたきっかけ」を知りたい!
…ならば、直接聞いてしまえばいいじゃない?
Dコレスタッフがオシャレに目覚めたきっかけと、それによってどう人生が豊かになったのか。
「オシャレの豊かさ」について、ちょっと足を止めて考えるコラムです。
今回は、Dコレのオシャレカメラマン、ミムに登場していただきます!
もうDコレではおなじみのスタッフですが、ミムがオシャレに目覚めたポイントやエピソードって、聞いたことないですよね。
今回、改めてオシャレについて話を深堀りしてみたのですが、思いもかけない言葉が飛び出してきました。
― では、最初の質問です。僕の分のタイ焼きはないんですか?
じゃなかった、毎日自分らしいオシャレが印象的なミムさんですが、オシャレに興味を持つ前はどんな感じだったんですか?
ミム:タイ焼きはさっき食べたのしかありません。今僕のお腹の中で泳いでますよ。
そうですね、高校1年の夏くらいまでは、部活もやっていたし、私服を着る機会もオシャレへの関心もなく、親が選んだ服を着ていました。
― そうだったんですね!てっきりもっと早くから興味があった人だと思っていました(…タイ焼き)。
ミム:いやいや、全然早くなかったんですよ、これが。(最後になんか聞こえた気がする…)
― 「高校1年の夏くらいまでは」ということは、そのタイミングに何かがあったのですね?
ミム:そう。そのころ、同じくクラスのなかにファッション雑誌を学校に持ってくるようになった人がいて。
それを取り囲むように見ていた友達の輪には入らず、遠巻きでチラチラ見ていました。
― チラチラ見ていたということは、興味があったんですね。
ミム:そうですね。今でも鮮明に覚えているのが、親に「コンビニ連れてって」と頼み、お菓子でカモフラージュしながらファッション雑誌を買った日のこと(笑)
― これ以上なくコソコソしてますね。
ミム:なんかやっぱり恥ずかしくて。親に「オシャレに興味出てきた」って思われるのが。
― 確かに、年頃の男子としてはそうかもしれませんね。(←オシャレを知るのがもっと遅かった人)
― そうしてオシャレに興味を持ち始めたミムさんは、その後どうなっていったのですか?
ミム:高校3年のときに初めて彼女ができて、デートに着ていく服を買いに行ったんですけど…。
― おお!どうなったんですか?(高校生で彼女ができたのか。うらやましい…)
ミム:友達にオススメの服屋さんに連れて行ってもらったんです。でもその友達がB系ファッション好きだったもんで、その服屋さんもゴリゴリのB系で。
― おおう…。デート服にB系ですか。
ミム:そう…。でも店員さんのオススメを聞いているうちになんかオシャレな気がしてきて、でっかいプリントの入ったスウェットトレーナーを買ったんですよね。1万円で。
― 1万円!高校生には高かったですね。
ミム:しかもこの身長なのにSサイズとかなくて、さらにB系だし、めちゃくちゃダボダボでした。
その彼女とは3回くらいはデートしたと思うんですけど、3回ともそのスウェットを着て行きましたね。
― デートにダボダボのB系プリントスウェット、しかも毎回同じ服…。なんか危険な香りがする話ですね。
ミム:そうなんですよ!今思い出してもすごく後悔してます…!
― まあまあ。若かりし頃にはそんな失敗もありますよ。元気出して。タイ焼きでも食べますか?
▼ミムさんは甘いもの好き。
スタッフの「Smart life」覗いてみました。【staff① ミム】
― そのあと、ミムさんオシャレはどうなっていったんですか?
ミム:やっぱり好きで興味はあったし、オシャレが上手になれるよう頑張りました。
19歳で専門学生になったころには、セレクトショップに入れるようにもなっていましたね。
― 失敗を踏まえて着実に進歩していったのですね。
ミム:でもまだまだ失敗は繰り返していましたよ。
21歳のときに就職をして、そのころに彼女ができたんですけど、その彼女というのがめっっちゃくちゃオシャレな人で。
― おお、めっっちゃくちゃですか。
ミム:古着とかも上手に着こなす感じで、「彼女に釣り合うようにならないと!」と思ってオシャレをさらに頑張るきっかけになりました。
雑誌を見たり、街行くオシャレな人を参考にしたり。
― 彼女ができたことによるエネルギー多めですね。
ミム:やっぱり男が一番頑張るときってそこでしょう。
― 激しく納得でございます。
― では、このコラムのメインの質問です。
オシャレを知って、人生が豊かになったなと感じることはなんでしょう?
ミム:そうですねぇ。
目標にするオシャレな人を見つけて、その人に近づくように試行錯誤するのが楽しいと知れたことですかね。
インスタグラムとかを見て「こんなふうになりたい」という人を見つけるようにしてます。
― ほほう、具体的にどうやって目標の人を決めるんですか?
ミム:僕の場合、最初にタイプや年代が違う10人くらいの人を追いかけるようにしていたんです。
でも「この人若すぎるかな」「やっぱり好みと違うかも」などの理由で追いかけるのを止めて、1年後くらいには5人になっていました。
1年間、止めずに追い続けられるような人が、自分が本当に目指したい人と捉えるといいのかなと思います。
― これは着こなしやオシャレを模索する人にオススメの方法ですね!
ミム:オシャレって、憧れの人でも一番真似しやすいじゃないですか。
例えば、歌手に憧れたとして、歌のうまさを真似するのは難しいですけど、服装なら真似しやすいし、近づきやすい。
― なるほど!確かに取っつきやすい部分ですね。
ミム:そうして試行錯誤するなかで、自分の成長を感じられるのもおもしろいなぁと。
― ミムさんのオシャレさは、たゆまぬ向上心から来ているのですね…!
― それではミムさん、最後の質問いきたいと思います。
ミムさんにとって、オシャレとは何でしょう?
ミム:黒歴史かな…
― え!?ちょっ!なんか目が死んでますよ!?
この流れで「黒歴史」って予想外すぎる!さすがに僕でも対処できない!どういうことなんですか!?
ミム:いや、ホント失敗ばっかりしてきたので。特に20代前半はいろいろ試していろいろ失敗しましたね。
― 例えばどんな失敗があったんですか?
ミム:レモンイエローのカーディガンと、紫のテカテカしたサテン生地のパンツを、あるお店で薦められて。
それを着て街を歩いたら、一日で3人くらいに指を刺されたことがありました。
― うわぁ。(イメージだけでもすごい破壊力だ…)
ミム:お店で薦められると、不思議とオシャレに感じたり見えたりするんですよね。
― そういうことありますよね(いや、この場合はさすがにないのでは…?)。
ミム:Dコレに入ってからでも失敗してましたよ。
これとか。
脚短く見えるし、トップスの色合わせ気持ち悪いし、ハットも似合ってない。Dコレの記事から抹消したいです。
― そんなつらつらと昔の自分を責めなくても…(確かに“頑張ってる感”は否めないかも。顔キメちゃってるし)
でも、そういう黒歴史な失敗を乗り越えてきたからこそ、今があるワケですよね。
ミム:そう…、そうとも言える。いやそのとおり!
― アッサリ立ち直ったーー!!
ミム:いろいろとチャレンジして、また失敗したなと思いながらもまたチャレンジしちゃうから、やっぱりオシャレや服が好きなんだなって思います。
― 黒歴史と言いつつもそこに向き合う向上心、さすがです。
いやぁ、まさか「オシャレとは?」と聞いて「黒歴史」と返ってくるとは。
ついにこのコラムが書けなくなるかと思いました。
でも、そんなワケないのです。ミムさんを見ていれば、オシャレを楽しみ、常にチャレンジする精神を持っているのが伝わってきます。
失敗は成功のもと。失敗を恐れるな!
レモンイエローカーディガンとテカテカ紫パンツを合わせる気概があれば何でもできる!
そんなことを教えてもらった、いいインタビューになりました。
― そういえば!前回のヨウ編で、ミムさんも親のお金を取って服を買ってたと言ってましたよね!
ミム:すみません、遊ぶお金欲しさにやりました…
― 14時53分、容疑者自供、と。
▼親のお金を取っていたもう一人についてはこちら。
【スタッフコラム】オシャレで人生が豊かになった話<ヨウ編>
※ ※ ※
Dコレスタッフのオシャレを始めたきっかけを聞いていくこのコラム。
お盆明けのインタビューは誰に直撃しようかな。
暑い日が続きます。そして台風も来ています。みなさま、どうかご自愛くださいね。
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