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景色とボクと今日の服【Vol.3】サマーニット

景色があって、ボクがいて、そしてお気に入りの服がある。

そんな当たり前のようで特別な一日。今日の服はどんな景色を僕に見せてくれるだろう。

ササ
こんにちは、あるいは初めまして。Dcollectionのライター、ササです。
お盆ですね!といっても、台風とコロナに見舞われてのお盆。みなさま変わらずお元気でしょうか?

僕が実際に購入したDコレアイテムをレビューしていく本コラム。

今回のアイテムは「サマーニット」です。

「夏にニット?」と懐疑的に思う方も多くいらっしゃることでしょう。だって僕もそう思います。

だから買ってみました。着てみました。

真夏の8月にサマーニットを愛用した僕の感想を、率直にレビューしていこうと思います!

Mサイズ・ネイビーを買いました。

サマーニットを購入するにあたり、サイズはM、カラーはネイビーを選びました。

サイズは商品ページでも僕の体型にジャストと表記されているMサイズ。

カラーをネイビーにしたのは、ネイビーが似合う30代メンズになりたかったからです。

着心地レビューにあたり、ニット一枚で着ます。

真夏のTシャツスタイル、「オレは一枚で着るよ」っていう人も多いかと思います。僕もそうです。

ということで、Tシャツとも着心地を比べるためには、インナーを着るのはナンセンス!

そう判断し、以下ではサマーニットを一枚で着た着心地を書いていきます。

ただし!上半身の“透け”にだけは注意してください。一気に清潔感と信用を失いかねません。

今回僕が購入したサマーニットは、以下の条件により上半身が透けて見える心配はありませんでした。

  • 編み目が細かめである。
  • 生地にそれなりの厚みがある。
  • カラーがネイビー

ですので、同じサマーニットでも、カラーが異なると“透け”が発生する可能性があります。

ササ
お出かけ前に、鏡でしっかり確認してくださいね。

▼サマーニットの着こなしと注意についてはこちら。

サマーニットの拒絶されない着こなし方。涼しいインナーと11のお手本コーデ

2021.08.04

“ニットの中を風が泳ぐ”
そんな新感覚

ではでは、着心地をレビューしていきましょう!

袋を開け、タグを切り、頭と袖を通したその瞬間、最初に感じたことを率直に言います。

やっぱりTシャツより生地が厚いな。

「厚い」です。not「暑い」。ご注意ください。

しかし、その次の瞬間に感じたことをこれまた率直に言います。

風を…感じる。

率直すぎてわかりづらいですね。すみません。ちゃんと言語化します。

このサマーニットの特徴でもある“ハリのある生地”。これのおかげでか、体に接する生地の面積がTシャツより少ないのです。

左:サマーニット  右:Tシャツ

じゃあ生地に接していない僕の肌は、何に触れているのか。

そう、空気です。つまり「風」。

風がニットと僕の体の間を泳いでいく。そんな豊かな空気感を感じる着心地なのです。

ハリがあるのにサラリとしていて、ふんわり感があって・・・

ああ!もうこれ以上は言語化できない!(←ライター失格)

ササ
とにかくクセになる着心地です。(キリッ)

8月の炎天下でも普通に着ていられた。

先の3連休で、妻の実家に子どもを連れて遊びに行きました。

自然豊かな我が家よりもさらに自然豊かな妻の実家は、庭にはたくさんの虫たち、川にはメダカやザリガニがいる環境。

なので、息子は大喜びで真夏の炎天下に出て遊びたがります。

これを見越して、サマーニットを着て、比較できるようにTシャツも持って行きましたよ。真面目でしょ。

太陽もメラメラで、最高気温も35℃の日でしたが、サマーニットでもTシャツでも、暑さの感じ方は変わりませんでした。

正直、これだけ暑いと何を着ても暑いという部分があったとは思います。

ただ、ニットの方が汗をかいても肌に張り付きにくく、その分だけ快適ではないかと思えました。

これは生地が「ポリエステル100%」で、Tシャツと比べて編み目が粗いためだと思います。

ササ
暑い日にも着てもらいやすいようにという、バイヤーの想いが感じられました。

汗じみが目立たないのが嬉しい!

真夏の外で過ごせば、当然汗をかきます。

そんなとき気になるのが、服に汗じみができてしまうこと。

しかし、サマーニットはこの汗じみが目立ちにくいのです。

こちら、外で遊んで汗をかいていたときの写真なのですが、ニットに汗はにじんできませんでした。

Tシャツだとこうはいかないですね。すぐに脇や背中に汗じみができてしまいます。

これも、素材のポリエステルと、編み目が粗いためでしょう。

汗を吸収しても、生地の色が変わりにくいのですね。

汗じみは清潔感を損なってしまうポイント。このメリットはとても頼りになりますね。

※かく汗の量やカラーによっては汗じみが見える可能性もあります。

気になるところが2つ

そんなサマーニットにも、気になるポイントがありました。僕が感じたのは以下の2つ。

  1. 首が詰まっている。
  2. 裾がクルリとそり返る。

商品ページのレビューでも見られる意見を、僕もそのまま感じました。

①首が詰まっている。

着たときにちょっと違和感を感じるのが、首部分の詰まりです。

常に首に“ソフトな圧”がある感じがあります。

会社で仕事をしていると、ふとこうして首元に指を入れている自分に気づきました。

しかしこれは、商品ページにも記載があるとおり、繰り返し洗って使っても、首がヨレないようにするための工夫。

確かに、お気に入りのニットに別れを告げるときって、首元がヨレてしまったときですよね。

「毛玉はケアできるけど、ヨレはどうしようもない…」そんな寂しい思いはしにくそうです。

ササ
4回洗いましたが、ヨレの気配なし!来年もキレイに着られる期待大です!

②裾がクルリとそり返る。

もう一つがこれです。

裾の端にスリットがあるのですが、これと生地のハリが相まって、裾がクルリンとめくれてしまうのです。

座っていてから立ち上がると、クルリンが発生していて、そのたびにサッサッと直しています。

特に後ろのクルリンには気づきにくいので、たまに気にする必要がありそうです。

なお、このスリットの存在意義をバイヤーのタカシに尋ねると、

タカシ
  • 動いたときなどに生地に余裕を出すため
  • シンプルにデザイン!

とのことでした。

ササ
ふーむ、着心地と機能性、そしてデザインの副作用によるものなのですね。

洗濯のしやすさが驚異的

最後に、お手入れ面のところを。

このサマーニットは、以下のような機能が備わっております。

「ウォッシャブル」は、自宅の洗濯機でお洗濯が可能ということ。

洗濯機に入れる際は、ネットに入れてあげましょう。

4回洗っても痛みなしでとてもキレイな状態です。

夏のトップスですからね、着たらその日に必ず洗いたいですもんね。

そして「吸水速乾」。これがすごい。

天気のいい夏の夜、21時ごろに洗い終わり、外に干しておくと、次の朝には完全に乾いていました。

サマーニット
おっはー!今日もまた着ちゃう?

と誘惑してきます。

一応、会社に2日連続はやめておきました。

今日の景色

入道雲、熱を帯びる風、青々とした田んぼ。

こんな景色を見ていると、少年時代を思い出します。

息子の虫取り網も奪います。

黄昏ているように見えて、トンボを探しています。

ササ
スタイリスト ササ
プライベートでも個人ブログを10年運営する生粋のブログライター。真夏でも黒スキニーを穿く男。 「わかりやすい・読みやすい・おもしろい」をモットーに、オシャレの効果や楽しさを書き綴る。森見登美彦さんの文章が大好物。

 

\ みなサマーのおかげサマーで元気です。 /

「景色とボクと今日の服」では、あなたからのご感想を今か今かと待っています。

前回はたくさんの「いいね」をいただきありがとうございました!

おかげで僕は今日も元気です。