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景色があって、ボクがいて、そしてお気に入りの服がある。
そんな当たり前のようで特別な一日。今日の服はどんな景色を僕に見せてくれるだろう。
僕が実際に購入したDコレアイテムをレビューしていく本コラム。
今回のアイテムは「サマーニット」です。
「夏にニット?」と懐疑的に思う方も多くいらっしゃることでしょう。だって僕もそう思います。
だから買ってみました。着てみました。
真夏の8月にサマーニットを愛用した僕の感想を、率直にレビューしていこうと思います!
サマーニットを購入するにあたり、サイズはM、カラーはネイビーを選びました。
サイズは商品ページでも僕の体型にジャストと表記されているMサイズ。
カラーをネイビーにしたのは、ネイビーが似合う30代メンズになりたかったからです。
真夏のTシャツスタイル、「オレは一枚で着るよ」っていう人も多いかと思います。僕もそうです。
ということで、Tシャツとも着心地を比べるためには、インナーを着るのはナンセンス!
そう判断し、以下ではサマーニットを一枚で着た着心地を書いていきます。
ただし!上半身の“透け”にだけは注意してください。一気に清潔感と信用を失いかねません。
今回僕が購入したサマーニットは、以下の条件により上半身が透けて見える心配はありませんでした。
ですので、同じサマーニットでも、カラーが異なると“透け”が発生する可能性があります。
▼サマーニットの着こなしと注意についてはこちら。
サマーニットの拒絶されない着こなし方。涼しいインナーと11のお手本コーデ
ではでは、着心地をレビューしていきましょう!
袋を開け、タグを切り、頭と袖を通したその瞬間、最初に感じたことを率直に言います。
やっぱりTシャツより生地が厚いな。
「厚い」です。not「暑い」。ご注意ください。
しかし、その次の瞬間に感じたことをこれまた率直に言います。
風を…感じる。
率直すぎてわかりづらいですね。すみません。ちゃんと言語化します。
このサマーニットの特徴でもある“ハリのある生地”。これのおかげでか、体に接する生地の面積がTシャツより少ないのです。
左:サマーニット 右:Tシャツ
じゃあ生地に接していない僕の肌は、何に触れているのか。
そう、空気です。つまり「風」。
風がニットと僕の体の間を泳いでいく。そんな豊かな空気感を感じる着心地なのです。
ハリがあるのにサラリとしていて、ふんわり感があって・・・
ああ!もうこれ以上は言語化できない!(←ライター失格)
先の3連休で、妻の実家に子どもを連れて遊びに行きました。
自然豊かな我が家よりもさらに自然豊かな妻の実家は、庭にはたくさんの虫たち、川にはメダカやザリガニがいる環境。
なので、息子は大喜びで真夏の炎天下に出て遊びたがります。
これを見越して、サマーニットを着て、比較できるようにTシャツも持って行きましたよ。真面目でしょ。
太陽もメラメラで、最高気温も35℃の日でしたが、サマーニットでもTシャツでも、暑さの感じ方は変わりませんでした。
正直、これだけ暑いと何を着ても暑いという部分があったとは思います。
ただ、ニットの方が汗をかいても肌に張り付きにくく、その分だけ快適ではないかと思えました。
これは生地が「ポリエステル100%」で、Tシャツと比べて編み目が粗いためだと思います。
真夏の外で過ごせば、当然汗をかきます。
そんなとき気になるのが、服に汗じみができてしまうこと。
しかし、サマーニットはこの汗じみが目立ちにくいのです。
こちら、外で遊んで汗をかいていたときの写真なのですが、ニットに汗はにじんできませんでした。
Tシャツだとこうはいかないですね。すぐに脇や背中に汗じみができてしまいます。
これも、素材のポリエステルと、編み目が粗いためでしょう。
汗を吸収しても、生地の色が変わりにくいのですね。
汗じみは清潔感を損なってしまうポイント。このメリットはとても頼りになりますね。
※かく汗の量やカラーによっては汗じみが見える可能性もあります。
そんなサマーニットにも、気になるポイントがありました。僕が感じたのは以下の2つ。
商品ページのレビューでも見られる意見を、僕もそのまま感じました。
着たときにちょっと違和感を感じるのが、首部分の詰まりです。
常に首に“ソフトな圧”がある感じがあります。
会社で仕事をしていると、ふとこうして首元に指を入れている自分に気づきました。
しかしこれは、商品ページにも記載があるとおり、繰り返し洗って使っても、首がヨレないようにするための工夫。
確かに、お気に入りのニットに別れを告げるときって、首元がヨレてしまったときですよね。
「毛玉はケアできるけど、ヨレはどうしようもない…」そんな寂しい思いはしにくそうです。
もう一つがこれです。
裾の端にスリットがあるのですが、これと生地のハリが相まって、裾がクルリンとめくれてしまうのです。
座っていてから立ち上がると、クルリンが発生していて、そのたびにサッサッと直しています。
特に後ろのクルリンには気づきにくいので、たまに気にする必要がありそうです。
なお、このスリットの存在意義をバイヤーのタカシに尋ねると、
とのことでした。
最後に、お手入れ面のところを。
このサマーニットは、以下のような機能が備わっております。
「ウォッシャブル」は、自宅の洗濯機でお洗濯が可能ということ。
洗濯機に入れる際は、ネットに入れてあげましょう。
4回洗っても痛みなしでとてもキレイな状態です。
夏のトップスですからね、着たらその日に必ず洗いたいですもんね。
そして「吸水速乾」。これがすごい。
天気のいい夏の夜、21時ごろに洗い終わり、外に干しておくと、次の朝には完全に乾いていました。
と誘惑してきます。
一応、会社に2日連続はやめておきました。
入道雲、熱を帯びる風、青々とした田んぼ。
こんな景色を見ていると、少年時代を思い出します。
息子の虫取り網も奪います。
黄昏ているように見えて、トンボを探しています。
\ みなサマーのおかげサマーで元気です。 /
「景色とボクと今日の服」では、あなたからのご感想を今か今かと待っています。
前回はたくさんの「いいね」をいただきありがとうございました!
おかげで僕は今日も元気です。