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肉厚な生地でタフな見た目が特徴的なカバーオールは、男らしいコーディネートに適しています。
今回はカバーオールの着こなしやコーディネート、おすすめのブランドまで、スタイリスト監修のもとたっぷりとご紹介していきます。
【目次】
カバーオール(Coverall)とは、シャツジャケット型の上着の総称のことです。
デニムなどの丈夫な生地で作られた作業着(ワークジャケット)のようなものから、ウールなど品を感じさせる素材で作られたドレススタイルなものもあり、多種にわたるアイテムです。
後ほど詳しく説明しますが、ヒッコリーやダック生地で作られたものがあり、カジュアルさがカバーオールの特徴的な部分でもあります。
カバーオールは、サイズや生地によっても印象が変わってきますが、タフな生地感や機能性のあるポケットなどから男性的な印象になりやすいです。
ここではカバーオールでよく使用される生地別にわけて、印象と魅力を紹介していきます。
丈夫なデニム生地で作られたカバーオールは、カジュアルさに加えワイルドさや男らしい印象を与えやすいです。
デニムの色落ちがまた独特の風合いを出し、使い方次第で味をだせるので、服の変化を楽しめるのも魅力ですね。
ヒッコリーとは、デニムに白線を施した生地のことを指します。
デニムカバーオール同様に丈夫さがあり、柄が入ることによって、カジュアルな印象がより強く出ます。
白とネイビーの組み合わせなどは爽やかさもあるので、コーディネートに軽さを与えてくれるのが魅力です。
縦に畝(うね)が入っているのが特徴的な、コーデュロイ素材。暖かみのある生地で、秋冬によく見かけるようになり、季節感のある印象を与えることができます。
光沢感があり上品な印象もあるので、大人っぽいコーディネートをしやすいのが魅力です。
ゴツゴツとした生地感が特徴のダック素材。デニム同様丈夫さがありタフな印象を与えてくれます。ブラウンやベージュなどのカラーがあり、秋らしさを感じさせるのにもおすすめです。
着れば着るほど、生地が柔らかくなったり色落ちして味がでてくるため、経年劣化が楽しめるのも魅力です。
ここでは、スタイリストが教えるカバーオールの着こなし方についてご紹介します!
オシャレな着こなしをマスターして、一味違うコーディネートを楽しみましょう。
ビッグシルエットは2020年のトレンドで、今季おすすめの着こなしです。どっしりとした装いは男性らしい印象も生まれます。
着こなし方はいたって簡単で、オーバーサイズやワンサイズ上のカバーオールを選べば大丈夫です。よりトレンド感を出すのであれば、ワイドパンツを合わせるのも1つです。
自分の体にあったジャストサイズの着こなしもおすすめです。引き締まったシルエットになるので、大人っぽい印象に仕上がりやすいのが魅力です。
黒スキニーなどのシルエットがキレイなボトムスを合わせることで、よりその大人っぽさに磨きがかかりますよ。
カジュアル感のあるカバーオールには、キレイめアイテムでバランスを取るとオシャレな着こなしができます。
色でいうと白や黒。アイテムだとシャツやテーパードパンツなどですね。
左画像のようにパーカーのようなカジュアルアイテムを合わせるなら、ベージュなどの控えめな色で取り入れると、落ち着きがあり大人っぽい仕上がりにすることができます。
【パーカー】
シンプルで扱いやすい無地のパーカー。
▸詳細を見る
【オックスフォードシャツ】
シンプルで一枚でも重ね着でも活躍するシャツ。
【大人テーパードパンツ】
スマートなシルエットで品があり大人っぽく仕上がるパンツ。
次にカバーオールのおすすめコーディネートをご紹介します。トレンドを意識したコーディネートにも注目です!
ネイビーは落ち着きのある色味ながらも、ブルー要素があることで控えめに爽やかさを演出してくれます。
白のロング丈Tシャツで軽さをプラスして、軽快な印象に仕上げましょう。
カバーオールのインナーにベージュのパーカーを合わせたコーディネート。カジュアル感のあるパーカーもベージュを使うことで大人の装いができます。
テーパードパンツでさらに大人っぽさをプラスして、バランスを取ることがポイントです。
カバーオール以外のアイテムをモノトーンで揃えたコーディネート。シンプルな組み合わせですが、そのシンプルさが洗練された印象を与え、清潔感を感じさせるコーディネートになっています。
ワイドパンツを合わせて、トレンドのゆるシルエットを意識したコーディネート。ベージュはトレンドカラーでもあるので、より今らしい着こなしになっています。
ベージュはブルーと相性が良いので、デニムカバーオールと一緒に合わせると、よりオシャレな着こなしができますよ。
キレイめ感をだせる白シャツを使用。バンドカラータイプを選ぶことでフォーマルさを程よく崩し、カバーオールの雰囲気に合った着こなしができます。
黒スキニーを合わせてスタイリッシュな装いをすることがおすすめですよ。
カバーオールを取り扱うブランドも様々あり、どこのブランドを選ぶのがいいのか迷う方もいると思います。
そこでここでは、カバーオールを取り扱うおすすめのブランドをご紹介します。(今回紹介する内容は、2020/9/15時点での情報です。)
アメリカ発祥のワークウェアブランド『カーハート』。
都心を中心に店舗を構えていますが、通販サイトもあるのでネット購入ができます。
シンプルなデザインでコーディネートに取り入れやすいのも魅力です。1889年設立の歴史あるブランドで、カバーオールだけでなく、オーバーオールなどにも注目ですね。
デニムで有名なLeeのカバーオールは、シンプルなものの取り扱いが多く、コーディネートを組みやすいことが特徴的です。
中でもデニムが主軸にあるので、デニム生地のカバーオールがおすすめです。
L.Cキングのカバーオールはポケットに特徴があります。
カバーオールは胸ポケットが2つのものをよく見かけると思いますが、L.Cキングのカバーオールはその下にさらに2つのポケットがあり、ミリタリージャケットのような機能性を感じさせます。(2つのものあります。)
カジュアルなコーディネートが好きな方におすすめのブランドです。
アメリカを拠点とするジーンズブランドLEVI’S(リーバイス)。ジーンズと言えばLEVI’Sを思い浮かべる人も結構多いのではないでしょうか。
100年以上歴史のあるLEVI’S。ジーンズが主力なので、ジーンズ程カバーオールの種類はありませんが、デニム素材で作られたカバーオールは要注目です。
LEVI’Sのジーンズとカバーオールでセットアップを作るのもおすすめです。
給料日と名付けられたPAYDAY(ペイデイ)。ワークウェアを中心に取り扱い、機能性に優れているのが特徴的です。
1922年と歴史のあるブランドで、シンプルなデザインから、両胸ポケットのデザインが左右対称になった、カジュアルなデザインのカバーオールの取り扱いがあります。
アメリカで創業した、ワークウェアブランドUNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)。
カバーオールは代表的なアイテムとして取り扱われており、デニム、ヒッコリー、コットン、コーデュロイと多種の品ぞろえがあります。
最後に2020-21年秋冬に手に入れておくべきおすすめのカバーオールをご紹介します。
伸縮性があり、着心地の良さが魅力のデニムカバーオール。少し暗めのブルーが落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
肩落ちデザインなのでゆったり着れるのも魅力の1つです。
ゆったりとした着こなしは今季のトレンドでもありますが、ダボっとしすぎず程よく引き締まったシルエットなので、大人っぽい着こなしができます。
トレンド感を出したい方はワンサイズ上げて、ビッグシルエットとして着こなすのがおすすめです。
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男性らしい着こなしができるカバーオール。
ゆったりサイズであればトレンドらしいコーディネートも組めるので、ぜひ一度取り入れてみてはどうでしょうか?
このブログが少しでも参考になれば幸いです。