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オックスフォードシャツはオールシーズン使えて、オシャレをするうえで1枚あると非常に便利なアイテムの1つです。
しかしなぜ、オックスフォードシャツはオールシーズン使える便利アイテムなのでしょうか。今回はその理由について解説していきます。
オックスフォードシャツのコーディネートも紹介しているのでぜひ最後まで見てくださいね!それではいきましょう!
目次
現在オックスフォードシャツは、様々なところで販売され多くの人に使われています。
ですがなぜオックスフォードというのか、どういったシャツかわからない方も多いのではないでしょうか?そこでまずは生地と起源から説明していきます。
オックスフォードとはオックスフォードクロスを略したものです。「オックス生地」や「オックス」と略されている場合もあります。
そしてそのオックスフォードクロスでシャツを作ると「オックスフォードシャツ」になります。
オックスフォードシャツは少し変わった織り方をするので、次にその織り方の解説をします。
生地の織り方は
の3種類だけです。そしてオックスフォードシャツは「平織り」をしています。
通常平織りは、経糸と緯糸を1本ずつ交差させた織り方のことを称しますが、オックスフォードシャツは2本ずつ交差させています。
その2本で交差させて織った織り方の名前が「斜子織り(ななこおり)」と称され、オックスフォードシャツは「平織りの中の斜子織りで作られたシャツ」ということになります。
オックスフォードシャツは、19世紀にスコットランドの紡績会社がオックスフォード、イェール、ケンブリッジ、ハーバードの名門大学の名前を生地の名前にして売り出したことが起源と言われています。その中でも現在残っているのがオックスフォード生地となります。
そして、オックスフォードクロスを使って作られるシャツの代表にでてくるのが「ボタンダウンシャツ」です。そのボタンダウンシャツの生みの親は「ブルックスブラザーズ」によって1896年に作られました。
つまり現在浸透しているボタンダウンシャツタイプのオックスフォードシャツは、その時期にできたことになります。
オックスフォードシャツはボタンダウンが主流ということですが、そのボタンダウンが生まれたキッカケが些細なことなのです。
それは、生みの親「ブルックスブラザーズのジョン・E・ブルックス」がイギリスでポロ競技を見ていたところ、襟の部分が風ではためくのを防ぐためにボタンで留めていることに気づいたのがキッカケに開発されました。
そして日本に上陸したのが1950年頃で、青年たちを中心にオックスフォードシャツが人気となり、現在でも親しまれているというわけです。
オックスフォードシャツの歴史などについて説明してきましたが、なぜオックスフォードシャツは現在でも人気があるのでしょうか。
それには生地がいろいろな意味で魅力的ということが理由にあります。それについて説明していきますね。
オックスフォードシャツが人気の理由の1つに通気性の良さがあげられます。通気性がよくなるのは平織りの組織上、糸と糸の間に隙間ができやすく空気の通り道ができるからです。
夏は涼しく、冬は重ね着をしても蒸れにくいことから、オールシーズン着用することができるのです。
通常の平織りの服だと経糸と緯糸を1本ずつの織り込みでやわらかくなりシワができやすいのですが、オックスフォードシャツは太めの糸を2本ずつで織り込むので丈夫なのが特徴です。そのため洗濯をしてもシワになりくくなります。
なのでシャツで面倒に感じるアイロンがけをせず、洗いざらしのまま着用できるのが人気の理由の1つです。
オックスフォードシャツは丈夫ということをお伝えしましたが、実はやわらかい生地のオックスフォードシャツもあります。
「ピンポイントオックスフォード」といって、オックスフォードクロスよりも細い糸を使用しており、ピン(針)の頭ような細かい凹凸感が特徴的です。
そしてさらに光沢のある糸で織りあげたソフトで上品な生地を「ロイヤルオックスフォード」といいます。両方とも高級品の部類として扱われています。
オックスフォードシャツは、カジュアルとキレイめがバランスよくとれたアイテムで、様々なアイテムとの相性が良いです。
ボタンを閉めてキッチリと決めたり、羽織ったりインナーにしたりなど様々な着回しができる便利アイテムなのです。
ボタンを首元まで閉めることでキッチリとした印象になります。シンプルな着こなしでオフィスカジュアルとしても使えますね。
ボタンを1個だけ外すと、ラフ感がまして全体的に丸みのある印象になるので、シーンに合わせて変えるのがポイントです。
ボタンを全部外すことで羽織ることで、アウターとしての活躍もできます。
ボタンを全部つけていたときとは印象がガラっと変わり、カジュアル感が強くなりますね。春や秋などに活躍する着こなしです。
オックスフォードシャツは腕まくりをすることで男らしさがUPします。
キッチリとした印象から、ヌケ感がでてサマになるスタイルにすることができますよ。夏場はキメすぎないラフな印象になります。
腕まくりを適当にしてしまうとだらしない印象になるので、下の動画を参考にしてみてくださいね。
ニット、トレーナー、パーカーなどのトップスのインナーとして使うことで、首元にアクセントを加えることができます。
冷え込んでくる時期になると暖かさも増しますので、すこし肌寒い時に取り入れたい着こなし方ですね。
オックスフォードシャツはアウターのインナーとしても大活躍します。
オックスフォードシャツをアウターのインナーとして使うことで、アウターにありがちな首元の寂しさをカバーすることができます。
お手入れも楽で、着こなし方次第でオールシーズン使える便利なオックスフォードシャツですが、様々なオックスフォードシャツがあり、どれを選んでいいか悩んでしまいますよね。
そこでここでは厳選したおすすめのオックスフォードシャツを紹介します。
こちらのオックスフォードシャツはDcollectionから出ているオックスフォードボタンダウンシャツです。
極細の糸を使っているので、通常のオックスフォードシャツよりもやわらかくなっているのが特徴です。オックスフォードシャツのカジュアル感を残しつつ程よいキレイめ感があり、様々なコーディネートで活躍させることができます。
そんな便利なオックスフォードシャツを使ったコーディネートをいくつか紹介しますので参考にしてみてくださいね。
派手な色は使わず、写真のようなモノトーンだけでコーディネートを組むと、落ち着きのある大人を印象づけることができます。
着飾らず、シンプルにまとめることで好印象になるコーディネートです。
カジュアル感が高めなパーカーは、単体だと幼く見られたりすることがあります。そこでオックスフォードシャツをインナーに使用することで、大人っぽさをプラス。
ボトムスはIラインを意識することでさらに大人な雰囲気をだすのがポイントです。
コーチジャケットは若々しさが増すアイテムの1つですが、オックスフォードシャツと組み合わせることによって、大人っぽさでまとまりのあるコーディネートに仕上がります。
オックスフォードシャツの襟があるおかげで、アウターを脱いでもトレーナーのアクセントになりますよ!
ニットの下にオックスフォードシャツを重ね着するスタイルは、清潔感のあるコーディネートになります。
チェスターコートを合わせて、オシャレなYラインシルエットを作ると大人っぽさがUPしますよ!
オックスフォードシャツの上にニットベストを着用。眼鏡や時計がアクセントになって知的な印象をだすことができます。
全体的に落ち着いたカラーのコーディネートになるので、白のシューズを使用することで爽やかさがUPします!
メンズファッションでオールシーズン大活躍するオックスフォードシャツ。
歴史のあるオックスフォードシャツは、1枚あるだけで様々なコーディネートが作れるのでオシャレが楽しくなりますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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