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冬の防寒対策として、長年愛され続けているダッフルコート。
キレイめなイメージの物が多いコートの中でも、親しみやすいカジュアルなデザインが人気のアイテムです。
しかし中には、「ダッフルコートってどんなアウターなの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
そこでこのブログでは、ダッフルコートとはどんなアウターなのか、どういう特徴があるのかについてご紹介していきます。
目次
メンズファッションで人気のダッフルコート。その名前の由来や起源について、今からお話していきたいと思います。
実はダッフルコートの「ダッフル」は生地の名前からきています。
元々ベルギーのデュフェルという街で綾織りの丈夫な生地を作っており、防寒性が高く安価な生地が評判を呼び、「ダッフル」という愛称で呼ばれたことが由来だそうです。
そのダッフル生地で作られたコートということで、ダッフルコートと言われるようになったようです。
北欧の漁師が海で仕事をする際、着用していたダッフルコート。
水を弾く厚手の生地により、厳しい環境下にいる漁師の命を守る役割を果たしていたそうです。
そんな自然界を生き抜くために着用されていたダッフルコートは、のちに第二次世界大戦時にイギリス海軍のモントゴメリーが餞別として貰い、普及されるようになるのです。
高い防寒性と機能性を誇るダッフルコート。その特徴についてお話していきます。
ダッフルコートと言えば、装飾感のあるボタンが特徴的ですよね。
トグルボタンと言われるコチラのボタンは、厳しい寒さの中にいる北欧の漁師たちが、かじかむ手でも手袋のまま外せるようにしたのが始まりとされています。
水牛の爪のような形のボタンに、紐を通して留めるようになっているので、着脱が簡単ですよね。
先ほどご紹介したトグルボタンのように、手袋をしていても大丈夫なように作られているのがポケットです。
手袋をしていても入れられるように、大きく作られているのが特徴です。
防寒着として愛用されていたダッフルコートは、中の熱を逃がさず、外に逃げるのを防ぐ効果のあるフードがついているのが特徴的。
のちに軍用として着用されていたこともあり、帽子の上からでもかぶれるよう大きめに作られました。
コートはキレイめな印象の物が多くある中、ダッフルコートはフードによりカジュアルな印象を与えてくれますよ。
首元から風が入らないように襟元につけられている「チンストラップ」。
この投稿をInstagramで見る LOVELESS(@loveless__official)がシェアした投稿 – 2019年12月月14日午前12時30分PST
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現代のダッフルコートはチンストラップのないものも存在しますが、これがついていることで熱を逃がしにくく、外気をシャットアウトしてくれるのです。
ダッフルコートの防寒性の高さは、こんな細かいところまで考えられて作られているからこそ、感じられるというわけです。
漁師の仕事着として活躍していたこともあり、ストームパッチと呼ばれる雨の侵入を防いでくれる布がついているダッフルコート。
肩から背中までをカバーしてくれるので、天気の悪い日でも雨の染み込みを気にせず着用できます。
最後に2019年秋冬にオススメなダッフルコートをご紹介します。
今季まだダッフルコートを持っていない方は、ぜひこの機会にゲットしてみてくださいね!
カジュアルで子供っぽい印象を持つ方も多いダッフルコートを、大人の方でも着用できるようにミドル丈にした1着。
ミドル丈にすることで大人な雰囲気を演出し、キレイめにもカジュアルにも合わせやすくなります。
また裾に向かって広がるデザインにより、気になるお尻や太ももをカバーしてくれる効果もありますよ!
カジュアルなダッフルコートは、キレイめな要素のあるテーパードパンツを合わせることで、品良く仕上がります。
上半身を有彩色でまとめるときは同系色で統一して、落ち着いた雰囲気を演出するのがポイントですよ。
冬のメンズファッションで大活躍してくれるダッフルコート。
今回はそのダッフルコートって何?という悩みを解決するために、由来や起源、デザインの特徴についてお話していきました。
ぜひ今後アウターを購入する際の参考にしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m
▼ダッフルコートの人気ブランドやコーデについて、下記のブログで詳しくご紹介しています。
今年の冬はダッフルコートこう着る!オシャレに見せる着こなし方のコツとメンズコーデを紹介!