「シンプルコーデにアクセント♪」
こんな言葉よく目にません?
この言葉の意味ちゃんと理解出来ていますか?
「シンプルコーデにアクセント」のアクセントって何なのか。
アクセントの意味を間違って捉えると大変なことになっちゃいます。
今回はそんな「アクセント」の話です。
「アクセント」によくある勘違い
さぁ、いきなりですが問題です!
下の写真のコーディネートに
あなたが思う「アクセント」ってやつを自由に付け足してみなさい。
勘違い回答 その1
このままだとなんだか寂しいのでジャケットを羽織ります。
ジャケットがこのコーデのアクセントです!珍回答でございます。
「アクセント」どころか「付け足す」の意味すら間違えています、、、。
勘違い回答 その2
シンプル過ぎるのが気になったので、取りあえず柄を入れました。
こっちの方がデザイン的に無地よりオシャレで大人っぽくなるんじゃないですかね。
あと、下半身も地味なので色落ち加工したデニムにします。
これで全身まんべんなく「アクセント」が付きます。はい。勘違いされてる方の模範解答でございます。
それでは、この回答を赤〇ン先生なみに添削してみましょう!
シンプル過ぎるのが気になったので、取りあえず柄を入れました。
無地より、取りあえず柄使いのシャツを選ぶというのはオシャレ初心者の典型です。
柄が入った方がオシャレに見えるのは間違いで、それが幼く見える理由となります。
シャツだけでなく、アウターやボトムも同じくです。こっちの方が無地よりデザイン的にオシャレで大人っぽくなるんじゃないですかね。
上述したように、柄使いがオシャレに見えてしまうのがオシャレ初心者なのです。
無地だと地味になるのが不安なので、自然と柄使いに手が伸びてしまうんですよね。
心配しないでください。誰だって最初はそうなんですから。あと、下半身も地味なので色落ち加工されたデニムにします。
チェック使いのシャツで幼く見えるのに、さらに色落ちデニムにすると幼さ倍増です。
大人っぽく見せることがオシャレへの第1歩です。これで全身まんべんなく「アクセント」が付きます。
全身にアクセントを付けてはもはや「アクセント」とは言えませんよ。
部分的に強弱を付けるのが「アクセント」の本来の意味です。
全身ではなく、目線が集中しやすい部分に絞って「アクセント」を付けましょう。
見事に赤ペンで真っ赤になってしまいましたね、、、。
では、ファッションにおける正しい「アクセント」の付け方を見てみましょう。
正しい「アクセント」とは
こちらのコーディネート写真をよく見てください。
シャツとボトムは問題に出た写真のものとほぼ同じです。
地味とは感じにくいし、大人っぽくどこか色気を感じます。
添削のところで既述した、
目線が集中しやすい部分に「アクセント」を付ける というのがポイント。
人の目線は先端に集中しやすいという傾向があります。
人間でいう先端とは、「首(顔)」「手首」「足首」の3ヵ所です。
まとめて「3首」と呼ばれています。
ファッションでのアクセントはこの3首だけに絞るように心がけましょう。
3首に付けれるアクセント一覧
ハット
メガネ
ネックレス
マフラー・スヌード・ネクタイ
ブレスレット
アンクレット
ロールアップ
ロールアップは付け足すものではなく、無料で出来るアクセント♪
しかも視覚効果は絶大!
理由としては、素肌を見せることでラフな印象がプラスされます。
そして程良い素肌見せは大人の色気としても感じ取られるのです。
なんだか野暮ったくて地味だなぁと上手くいかない時は、まずロールアップ!
そして小物を取り入れてみるという風に実践してみましょう。
次回は オシャレに見えるアクセントの付け方【手首編】 です。
【3首を一気に見る】
▶よく聞く「コーデにアクセント」のアクセントって何?正しいアクセント教えます。
【タカシ】
Dコレのバイヤー、スタイリスト、モデルを担当。
その経験と「オシャレの教科書」を駆使し、お客様に合ったオシャレのサポートを行う。
「オシャレになると生活が豊かになる」を信条とする。
オシャレになれば、自分の考え方や環境をプラスに変えてくれる。
・自分に自信がつく
・男性からも女性からも好印象になる
・人前で話せるようになる
・明るく社交的になる
・生活が楽しくなる
そして生活が豊かになる。
そんな「オシャレになる方法」や「ファッション情報」を誰にでも分かりやすく独自の視点でお伝えしていきます。
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